オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

「TeamSpirit EX January’23」インボイス制度の要件を満たした経費精算を可能にする新機能

2023.01.31

働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」シリーズを開発・提供する株式会社チームスピリット(本社:東京都中央区、代表取締役:荻島浩司、 以下 チームスピリット)は、働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」の新バージョン、「TeamSpirit EX January’23」の提供を2023年1月27日より開始。「TeamSpirit EX January'23」では、「経費精算」機能における23年10月導入のインボイス制度に対応する新機能を追加した。

「TeamSpirit EX January’23」のアップデート概要

TeamSpiritの標準機能である「経費精算」「勤怠管理」機能、およびアドオン機能の「TeamSpirit PSA(プロジェクト管理ツール)」において、以下のアップデートを行った。

【経費精算】
2023年10月1日より開始予定のインボイス制度では、事業者は国税庁に自社の情報を登録し、登録番号の通知を受け、正式にインボイス制度に対応した事業であることを認められる必要がある。経理側では、この取引先の登録番号の収集・管理が求められる。「TeamSpirit EX」では、今回のアップデートで支払先マスタにこの登録番号を登録できる機能を追加。今夏までにインボイス制度関連の機能を拡充していく。

【勤怠管理】
勤務表に表示する表示項目を勤務体系ごとにカスタマイズすることが可能になった。残業時間やフレックスタイム制の対象労働時間等、勤怠管理を行う上で重要な情報を従業員の勤務体系に応じて勤務表に出し分けて表示することが可能となる。個人の勤務表上に具体的な数値が表示されることで、必要な申請の漏れ防止や働き方の改善促進につながる。また、任意の入力項目を追加することができるので、例えば勤務地表示によるテレワーク管理や、出張先表示による出張管理など各社のニーズに合わせた柔軟な業務管理が期待できる。
外部データの取込み機能を強化しており、勤務情報がExcel(表計算ソフト)形式の入力に対応。Excel(表計算ソフト)からコピー&ペーストすることで「TeamSpirit EX」にまとめて入力することが可能になった。
また、コアタイムを設けないフレックスタイム制度の勤務体系設定において、最低勤務時間の項目を追加した。

【TeamSpirit PSA】
複数の集計軸でプロジェクトの予定・実績・差異などを表示できる標準的な集計項目を追加。従来の「収支予実」「稼働率」に加え、「日次・月次」「プロジェクト別」「人別」の項目を掛け合わせて集計・比較することが可能となった。

まとめ

経理業務の煩雑化が予想されており、各制度に対応した様々なツールがリリースされている。自社の状況に合うツールを選定し、効率化を図っていくべきだろう。