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コラム

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COLUMN
前回は、JDを評価・配置・育成につなげ、職務起点の一貫性ある人材マネジメントを実現することについて取り上げました。JDに基づく目標設定と評価。職務要件と個人のスキルや経験を照らし合わせた配置と、その差を埋める育成。こうした循環により、JDは単なる文書ではなく人材マネジメントの基盤として機能し始めます。 しかし、ここで一つ大きな課題があります。これらをすべて人事や管理職が人手で行おうとすると、運用負荷が非常に大きくなることです。 一人ひとりのJDを確認して目標や実績と照らし合わせる。配置では職務要件と候補者の経験を比較し、キャリア面談では社内のポジションを確認する。ジョブ型人事を丁寧に運用しようとするほど、確認すべき情報は増えていきます。 ジョブ型人事を現場に根づかせるために必要なのは、人事や管理職にさらに多くの作業を求めることではありません。情報の検索・比較・整理やたたき台の作成はAIに任せ、人は本来担うべき「判断」と「対話」に集中する。そのような役割分担へ転換することが重要です。
「採用した社員がなかなか戦力化しない」「入社後早い時期に離職してしまう」。こうした悩みは、多くの職場で聞かれます。その解決策として注目されているのが「オンボーディング」です。オンボーディングは短期間のイベントではなく、新しく組織に加わった人が力を発揮できるようになるための中長期的な支援のプロセスです。改めて、その本質を考えてみましょう。
超高齢社会の進行とともに増え続ける「ビジネスケアラー」。その支援は、もはや福利厚生の一施策ではなく、企業の持続性を左右する経営課題です。2025年4月の法改正を受け、制度整備が加速する一方で、現場では「制度はあるのに使われない」という深刻なギャップが浮き彫りになっています。 このコラムでは、株式会社Works Human Intelligenceで制度設計や人事業務改革に携わってきた眞柴亮氏が、利用を阻む「4つの壁」の正体に迫ります。企業調査から見えたリアルな実態をもとに、支援策を単なる「形」で終わらせず、組織の力へと変えるための具体的な道筋を全6回の連載で示していきます。

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