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ChatGPT API活用でチャットボットの質問パターンを自動生成

2023.03.29

株式会社HRBrain(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:堀浩輝)が提供する社内向けAIチャットボットシステム「HRBrain AIチャットボット」は、OpenAIが開発した自然言語技術処理モデルであるChatGPT API(gpt-3.5-turbo)を活用した機能を4月にリリース予定であることを発表。バックオフィスのさらなる業務効率化を支援する。

開発の背景

昨今、リモートワークの普及などにより社内問い合わせが増加傾向にあり、バックオフィスの対応工数が課題となっている。その解決策として多くの企業がAIチャットボットの導入を進めているが、回答精度向上のために様々な質問パターンを追加する必要があり、運用工数がかかっている。

この課題に対し、HRBrainはバックオフィス業務のDX化における効率化を支援するために、OpenAIのChatGPT APIを活用した機能をリリースする。

機能概要と特長

機能概要と特長

同社が提供する「HRBrain AIチャットボット」は、社内問合せをAIで自動回答するクラウドシステムだ。今回ChatGPT APIを活用し、チャットボットの質問パターンを自動生成する機能を搭載する。これにより、手作業を必要としていたチャットボットの学習作業をワンクリックで可能にし、AIチャットボットの初期構築と運用工数を大幅に削減、回答精度の向上を実現する。

〈特長〉
これまでは、デフォルトで登録されているQAパターン以外に、自社特有の問い合わせなど新規のQAを登録をする場合、平均約10個の質問パターンを手作業で入力する必要があった。今回の連携により、登録済みの回答内容をもとに、ワンクリックで複数の質問パターンを自動生成することが可能になる。これにより、ユーザー自身で質問サンプルを作成する必要がなくなり、大幅な業務効率化を実現する。
※画面イメージや仕様、リリース時期は変更となる場合がある。

HRBrainについて

「HRBrain」シリーズは、「HRBrain タレントマネジメント」をはじめとし、組織診断サーベイ、人事評価、360度評価、労務管理、社内向けチャットボットの6サービスからなる、人事業務の効率化から人材データの一元管理・活用までワンストップで実現するクラウドサービス。引き続き、人事領域のデジタル・トランスフォーメーション(DX)のさらなる促進に加え、ESG経営、人的資本の情報開示などに対して貢献できるよう、機能拡充を進めていく。

まとめ

増加傾向にある社内問い合わせへの対応にAIチャットボットの導入を進めている企業も多いだろう。さらに効率的に運用が可能となった同社のサービスも、活用を検討してみては?