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キンコーズ サステナビリティ推進の指針として5つのマテリアリティを特定

2023.05.23

キンコーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡辺 浩基、以下 キンコーズ)は、サステナビリティ推進の指針として5つのマテリアリティ(重要課題)を特定した。

概要

同社は、ミッションとして「私たちは、期待を超えるオンデマンドソリューションの提供を通じ、サステイナブルな社会の実現に貢献します。」を2020年に掲げ、サステナビリティ経営を進めてきた。この度、中長期視点での経営戦略として、同社及びステークホルダーにとって重要度の高い対応すべき課題をESGの観点から総合的に評価し、企業価値の向上に向け、特に優先して取り組むべきテーマとして5つのマテリアリティを特定した。

キンコーズのマテリアリティ

地域のパートナーとなり、地域社会の発展を目指す
■地域コミュニティ活性化を目的とした地域事業への参画
■地域コミュニティ活性化を目指す企業、学校の連携サポート
■成功を目指す人材(アーティスト、起業家など)への活動支援、場の提供

働きがいが生まれる環境づくり
■従業員エンゲージメントスコアの向上
■有休取得率、育休・産休取得率の向上
■ダイバーシティインクルージョンの推進

パートナーと創る、安心安全な商品・サービス
■環境配慮商材の拡充
■デジタル商材、ソリューションでの売上拡大
■オンデマンド生産推進によるCO2削減(オフセット比較)

有限な資源の有効利用と、気候変動への対応
■事業活動による廃棄物の削減、再資源化促進
■リユース原材料調達量の増加
■環境に配慮した梱包材の活用
■自社CO2排出量の削減

責任ある企業活動の推進
■製品・サービス使用時における安全性の確保
■コンプライアンス遵守
■リスクマネジメントの実践

マテリアリティ(重要課題)特定プロセス

コニカミノルタグループである同社は、コニカミノルタの5つのマテリアリティを基盤とし、さらに同社の独自性を加味してマテリアリティを特定している。SDGs、SASB、GRIスタンダードなどを参考にしながら、2050年を起点とした外部環境分析及びステークホルダーの変化と機会/リスク評価を行い、ステークホルダーにとっての重要度と同社の事業活動にとっての重要度を縦軸と横軸にマテリアリティ・マトリックスを作成した。それらを最終的に5つのグループにカテゴライズし、キンコーズのマテリアリティとして設定した。

まとめ

マテリアリティの特定は、サステナビリティ分野の国際的なガイドライン等で推奨されている。サステナビリティ・CSR活動をより効果的に推進するためにも、優先的に取り組むべき課題が何かを特定することは重要な取り組みだ。