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「働きがいのある会社ランキング」8年連続ベストカンパニー獲得の理念浸透・人材育成とは

2023.05.23

アチーブメント株式会社(所在地:東京都江東区、代表取締役会長兼社長:青木仁志)は、理念浸透の機会として創業期から変わらず新入社員への初任給を手渡ししている。今年で創業から36年、代表から直接24名の新入社員一人ひとりに対して初任給を手渡しした。

エンゲージメントの鍵は企業と従業員双方向の「心のつながり」

エンゲージメントの鍵は企業と従業員双方向の「心のつながり」

人事領域において「従業員と企業が一体となり、相互に成長・貢献し合える関係」という意味で使われるエンゲージメントは多くの企業で注目されている指標のひとつである。

エンゲージメントは、従来着目されていた「ロイヤリティ」や「従業員満足度」とは異なり、従業員と企業が双方向の結びつきによって高まるものだ。エンゲージメントの高い組織を実現できれば、人材の定着率は向上し、企業の生産性・業績の向上が期待できると言われている。

エンゲージメントを高めるための取り組みは様々あるが、ポイントは、企業側が従業員一人ひとりに想いを馳せ、制度導入やコミュニケーションを取っていくこと、つまり企業と従業員の双方が「心でつながる」ことが重要だと言える。

同社では、創業期から新入社員に初任給を手渡しをし続けている。経営者や代表という存在は、新入社員にとっては遠い存在になりがちだ。同社では、代表自ら直接一人ひとりに手渡しをすることで、会社の一員になってくれたことに対する感謝と期待、そして会社が大切にしている価値観を伝える理念浸透の機会になっている。今年もこの4月に入社した24名の新入社員一人ひとりに初任給が手渡された。

8年連続のベストカンパニー選出

同社はGreat Place to Work® Institute Japanが主催する2023年版「働きがいのある会社(従業員100-999人部門)」ランキングにて、ベストカンパニーとして第2位にランクイン。2016年から、8年連続のベストカンパニー選出となっている。さらに、同ランキング内の「若手(2022年度)」部門でも中規模ランキング4位へのランクインを果たしている。

同ランキングの調査の中で、同社が他社平均と比較して特に高い項目がある。それらの項目からは、従業員が事業目的に共感しており、成長意欲が高く社員の関係性が良いという特徴が読み取れる。

こういった組織文化の背景には、創業当時から代表が大事にしている「一人ひとりの社員を大切にする」という価値観が根底に根付いており、従業員のエンゲージメントを高めている。

まとめ

従業員エンゲージメントを高めることは、離職率低下や生産性向上に効果が期待できる重要な取り組みである。同社の取り組みもぜひ参考にしていただきたい。