職場でのお菓子のシェアで従業員満足度が向上「相談しやすい環境づくりに繋がった」「会話が増えた」との声

株式会社ロッテ（本社：東京都新宿区、代表取締役社長執行役員：中島英樹）は、職場でお菓子をシェアする文化と従業員満足度の関係性を明らかにするため、20代～40代男女の有職者300名を対象に「お菓子をシェアする文化と従業員満足度に関する調査」を実施した。ここでは調査結果の概要をお伝えする。

調査概要

調査名：お菓子をシェアする文化と従業員満足度（ES）に関する調査
日時：2024年3月26日〜2024年3月27日
調査手法：インターネット調査
調査実施企業：ネオマーケティング
調査対象：20~40代男女の有職者（職場でお菓子をシェアする文化があり、最もシェアするお菓子がチョコレートの人：100名・職場でお菓子をシェアする文化があり、最もシェアするお菓子がチョコレート以外の人：100名・職場でお菓子をシェアする文化がない人：100名）※「お菓子をシェアする文化がある」とは、2週間に1回以上の頻度でお菓子をシェアしている状態を指す）
調査主体：ロッテちょこっと幸せ研究所調べ
出典元：ロッテちょこっと幸せ研究所

※従業員満足度について
一般的な従業員満足度調査を基に、「仕事満足度」「上司満足度」「職場環境満足度」「処遇満足度」「経営満足度」の5つ分野で計25個の項目を作成。「思う」（5点）「やや思う」（4点）「どちらでもない」（3点）「あまり思わない」（2点）「全く思わない」（1点）の5つの尺度で回答してもらい、点数の平均値として従業員満足度を定義。

職場でのお菓子のシェアが従業員満足度向上に好影響

本調査ではまず、一般的な従業員満満足度調査を基に「仕事満足度」「上司満足度」「職場環境満足度」「処遇満足度」「経営満足度」の5つ分野で計25個の項目を用意し、従業員満足度を調査。その結果、お菓子をシェアする文化がある人の従業員満足度の平均が3.27、お菓子をシェアする文化がない人の平均が2.80となり、お菓子をシェアする文化がある人の方が従業員満足度が高い傾向にあったことを報告した。

続いて、職場でお菓子をシェアする文化がある人の従業員満足度の平均3.27を基準とし、従業員満足度が平均より高い人と低い人を比較し、シェアするシーンやシェアする相手の傾向を調査。その結果、職場でお菓子をシェアする文化がある人のうち、従業員満足度が高い人は、個人でお菓子を持ち込みにくいと考えられる「朝礼中」「会議中」といったシーンや「昼休憩・ランチタイム」にシェアしている人が、従業員満足度が低い人より10％以上多いことが明らかになった。

また、シェアする相手については、従業員満足度が低い人より高い人の方が「上司」「部下」と答えた人の割合が5％以上大きく、一方で「同僚・チームメイト」と答えた人の割合は10％以上小さい結果に。年次の異なる人とお菓子をシェアしていることが、ESスコアの向上に寄与している可能性がうかがえる。

幸福度向上によりつながりやすいのは「チョコレート」

さらに本調査では、お菓子をシェアする文化がある人に、お菓子をシェアすることでどう感じるか、幸福度向上につながる要素についてそれぞれ尋ねている。その結果、すべての項目において「最もシェアするお菓子がチョコレートの人」の方が、チョコレート以外の人よりも、幸福度向上につながる要素を感じやすいことが判明した。同社によれば、特に「コミュニケーションがとりやすくなる」「一緒に楽しくなれる」「感謝や好意を伝えられる」など、人との関係性に関わる項目では、それぞれ10%以上の差が見られたという。また、「不安や嫌なことを考えずにいられる」「集中力が上がる」の項目でも大きな差が見られたことがわかった。

まとめ

同社の報告によると、実際にお菓子をシェアすることで職場でのコミュニケーションにおいて役立ったエピソードとして「相談しやすい環境づくりに繋がった」「会話が増えた」といった声が多数寄せられたという。環境・職場の雰囲気や人間関係、上司や先輩とのコミュニケーションにおいて、お菓子をシェアすることが良い影響を与えていると考えられる。

特にチョコレートについては、同社が2024年1月に発表した「チョコレートの喫食と幸福度に関する調査」でも、他のお菓子に比べて「他者とのコミュニケーション時の幸福度向上」と「前向きな気持ちの向上」につながる可能性が認められている。

本調査結果を参考に、職場でお菓子をシェアする文化を取り入れてみてはいかがだろうか。

出典元：チョコレートで幸福度があがる？他のお菓子4種と比較調査（ロッテちょこっと幸せ研究所）