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キャリア採用担当者の約7割が「特に採用したい年齢層」が判明 学情調査

2025.05.14

株式会社学情(本社:東京都中央区)は、企業・団体の人事担当者を対象に「採用対象」に関するインターネットアンケートを実施。キャリア採用において特に採用したい年齢層や、20代対象のキャリア採用で求める経験などを明らかにした。

調査概要

調査期間:2025年3月24日~2025年4月16日
調査対象:企業・団体の人事担当者
有効回答数:338社
調査方法:Web上でのアンケート調査
出典元:約70%の企業が選んだ採用ターゲットは? 経験重視のキャリア採用最新トレンド(2025年4月)(株式会社学情)
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合ある

キャリア採用で特に採用したい年齢層「20代後半~30代前半」が多数

キャリア採用で特に採用したい年齢層「20代後半~30代前半」が多数

本調査では、キャリア採用において特に採用したい年齢層は「20代後半(39.6%)」「30代前半(28.4%)」が上位に並び「20代後半~30代前半」が計68.0%と約7割を占める結果になっている。「20代前半(21.9%)」を合わせると20代前半〜30代前半までが89.9%を占め、若い世代を採用したい企業が圧倒的に多いことがうかがえる。

また、キャリア採用において、対象となる年齢層(複数回答可)についても「20代後半(86.4%)」「30代前半(81.7%)」「20代前半(70.1%)」との声が多い。

さらに本調査では、20代を対象にしたキャリア採用において求める経験について質問。その結果「採用するポジションで活かせる経験を求める(34.1%)」「同業界・同業種での経験を求める(26.0%)」が上位に並んだという。「社会人経験を求める(25.7%)」「社会人経験を問わない(14.1%)」との声よりも、一定程度の業務経験を重視する声が多いことがわかった。

まとめ

本調査ではキャリア採用のターゲットが若い世代を中心としていることが判明。しかし、単純に若ければ若いほどいいというわけではなく、若い世代の中でも一定程度の業務経験を持つ20代後半〜30代前半が、特に求められているようだ。

人手不足により採用競争が激化する中、キャリア採用においては特に、ターゲットとする層の持つ価値観や企業に求めていることを理解しておくことが重要ではないだろうか。多くのキャリア採用担当者が「特に採用したい」と考えている世代をターゲットとしている企業は、より一層の採用アピールに取り組む必要がありそうだ。