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在宅勤務の課題を見える化 「Optimal Biz Telework」大幅アップデート

2020.09.24

 AI/loT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下、オプティム)は、テレワーク環境下でのコミュニケーションサポート、業務サポート、生産性向上サポートを実現するサービス「Optimal Biz Telework」を大幅にアップデートした。

広がる在宅勤務の課題

 世界中で新型コロナウイルスの感染が広がり、日本では2020年4月7日に緊急事態宣言が発令された。発令に伴い、在宅勤務へ移行する企業も増え、日本における働き方は変化している。これまで日本ではあまり広まっていなかった「テレワーク」という働き方には、様々なメリットやデメリットの声が挙げられている。

 テレワークの課題として最も多く取り上げられるのは「コミュニケーションの減少」である。オフィスへ出社していた頃は、些細な会話などが気づかぬうちに、コミュニケーションの機会となっていたことが考えられる。テレワークに移行し、1日中ひとりで仕事をすることで「在宅鬱」や「マネジメントの負荷増大」など、在宅勤務特有の問題が顕在化している。

テレワーク支援サービス「Optimal Biz Telework」

 テレワーク環境下において、コミュニケーションサポート・業務サポート・生産性向上サポートを実現するテレワーク支援サービスを利用することで、いつ・どこで・誰が・どのような業務をしているかを可視化することができる。

 テレワークにおいて、「コミュニケーション」や「環境整備」以外に課題として挙げられているのが「労務管理の難しさ」である。オフィス勤務時は近くにいることが当たり前であった部下が側にいないことにより、「きちんと働いているかどうか。逆に働きすぎていないか」などを確認することが難しい。また、在宅勤務ならではの「隠れ残業」なども不安視されている。また、部下からは「評価してもらえているか不安」という声も挙げられ、双方がこれまで通り安心して業務を進めることができるように制度を整えることは重要である。

 「Optimal Biz Telework」では、AIが場所やアプリの利用状況などのデータを総合的に分析することで従業員の生産性を可視化することができる。また、チャットボットを通じて従業員の体調やメンタルの状況を収集し、従業員のコンディション把握も可能である。

 「Optimal Biz Telework」には、主に下記3つの特徴がある。
 1、チャットボットとの会話を通して、体調などの情報を収集し、心身の健康を守る「コミュニケーションサポート」

 2、マウスやキーボードの操作から業務に費やしている時間を把握し、従業員の働きすぎを防止する「業務サポート」

 3、アプリの利用状況などをもとに、従業員がどのような業務に時間を使っているかをAIが分類し、可視化。必要以上のコミュニケーションがなくても従業員の状況を把握することができるようにし、マネジメントの負荷を低減する「生産性向上サポート」

 今回のアップデートに伴い、下記の機能が追加された。

 1、各従業員のPC、スマートフォンに常駐し、業務開始時の体調ヒアリングや業務開始の打刻などを代行するコミュニケーション用チャットボットを追加。

 2、従業員とチャットボットの会話内容に応じて、不調な従業員のアラートや、休暇取得希望の連絡をダッシュボード上で可視化し、自動的にシステムからメール通知する機能。

 3、各従業員のPCに常駐するエージェントアプリがPCで利用しているアプリ情報を収集し、AIがその情報をもとに従業員が何の業務をしているか判断し分類する機能を追加。

 

まとめ

 働き方の新常識としてテレワークを導入する企業が増加している。テレワークにおけるデメリットは数多く挙げられているが、ツールを導入することでデメリットを解消することは可能である。「上司の目が届かないこと」による業務効率の低下なども懸念されているが、目が届かない中で働きすぎてしまうことも問題となっている。

 今回の「Optimal Biz Telework」は、部下のマネジメント強化にもつながるであろう。テレワークでの業務を「見える化」することで、柔軟な働き方、業務の効率化につながることを期待したい。

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