シニア向けジョブ型マッチングサービス 「Inow 」が「ものづくりシニア人材」の活躍を目指した社会実証実験を開始
株式会社アトラエ(本社:東京都港区、代表:新居佳英)は、シニア向けジョブ型マッチングサービス「Inow(イノウ)」が、製造業界での多様な経験を有するシニア人材を対象に、年齢を重ねても活き活きと働きがいを持って働き続けられる場をつくるためのプロジェクトを株式会社日本能率協会コンサルティング(以下「JMAC」)、一般社団法人ものづくり改善ネットワーク(以下「MKN」)との3者協業で開始することを発表した。
概要
本取組では、製造業にて多様な経験を有する「ものづくりシニア人材」を主対象に、それを必要とする組織・団体等を巻き込み「経験」と「ジョブ」をマッチングさせる実証実験を実施する。
具体的には、MKN代表でもあり、ものづくり経営研究の第一人者である藤本 隆宏教授(早稲田大学教授、東京大学名誉教授)の監修の元、人と人とのリアルなコミュニケーションにテクノロジーを掛け合わせることによって、少ない運営コストでより幅広いマッチングの実現を目指す。
本プロジェクトでは、超少子高齢化という世界的な課題に直面している日本、その中でも特に就業人口が集中する製造業(就業人数約1,000万人、事業所数50万ヶ所)の「ものづくりシニア人材※」を皮切りに、人材の最適配置による経済の活性化を目指していく。
※「ものづくりシニア人材」は以下の条件の方を対象イメージとしている。
・製造業などを定年退職した、もしくは定年退職を控えている方(概ね60代前後以上)
・製造業などで25年以上の実務経験を有する方(“プレ”ものづくりシニア人材 )
背景
シニア人材の活躍は、社会のサステナビリティの重要課題であり、超少子高齢化の進む日本では最優先で取り組むべきテーマである。日本の製造業は就業人数約1000万人、事業所数50万ヶ所にのぼる日本の根幹となる業界だが、「ものづくりシニア人材」の人材流動性はまだまだ高いとは言えず、人材が偏在する傾向にある。
そこで、今後のシニア人材の活躍の突破口として、製造業を中心とした「ものづくりシニア人材」を最重点とし本取り組みを開始することとなった。
目的
■働きがいを持って働き続けられるシニア人材の増加
■多様なスキルや経験を持った人材の不足に悩む企業と多彩なシニア人材のマッチング
■日本ならではのモデルで、人材の活性化・最適化につなげる
まとめ
人生100年時代と言われる今、仕事に費やす時間は必然的に増加する。楽しみや働きがいを持って働くことができるかどうかを重要視する傾向は、今後より強まっていくのではないだろうか。
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