FiNC Technologies、コロナ禍で若手従業員のメンタル不調を調査

予防ヘルスケア×AIテクノロジー（人工知能）に特化したヘルステックベンチャー株式会社FiNC Technologies（本社：東京都千代田区、代表取締役 CEO：南野 充則）は、コロナ禍における従業員のメンタルの変化に関する調査結果を公開した。

調査内容

コロナ以前（2019年7月～2020年3月）とコロナ以降（2021年2月～2021年10月）の回答結果の変化を調査した結果、20代従業員は「活力」「集中力」「仕事の裁量感」「会社や上司からの支援」「健診検査値」の回答が悪化しており、加えて生産性に影響を与えるプレゼンティーイズム（※）が低下していた。一方、30代・40代・50代はプレゼンティーイズムが上昇していることが明らかになった。
※：健康上の理由により個人の生産性が低下している状態
コロナ禍での働き方や環境の変化により、20代の従業員は会社との関係が希薄になったり、ストレス反応が現れていることが想定される。加えて本調査により、プレゼンティーイズムの結果から、コロナ禍において仕事のパフォーマンスが悪化している可能性があることが分かった。

※下記に基づき本調査を実施
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調査概要

FiNCウェルネスサーベイ調査期間：2019年7月～2020年3月 / 2021年2月～2021年10月
対象者：上記期間での20代（7,695件）、30代（13,378件）、40代（16,720件）、50代（12,225件）の「FiNCウェルネスサーベイ」の回答50,018 件
分析方法：コロナ以前（2019年7月～2020年3月）とコロナ以降（2021年2月～2021年10月）の前後・年代別のサーベイ回答結果の平均変化をカテゴリごとに分析。

会社概要

会社名：株式会社FiNC Technologies
所在地：東京都千代田区神田錦町2丁目2-1　KANDA SQUARE 11F
設立：2012年4月11日
代表者：代表取締役 CEO　南野 充則
従業員数：60名（2022年2月1日時点）

まとめ

リモートワークによって従業員の健康状態の把握が懸念される中、20代をはじめとした若手従業員に対し、プレゼンティーイズム解消のためのメンタルヘルス対策を行っていく必要があるようだ。産業医の面談や、1on1による上司・同僚などからのサポートといったストレスの緩衝要因への対応などの効果的な実施体制の整備が重要な施策となるだろう。