“5割が出社増”も職場ではマスク着用 Job総研「コロナ5類移行に伴う意識調査」
キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:森宏記、以下「ライボ」)の調査機関『Job総研』は、757人の社会人男女を対象に「コロナ5類移行に伴う意識調査」を実施した。同調査は5類移行後の出社方針について会社から通達があるか否かと出社の増減、またコロナ禍前の日常に戻れるか否か、現在のコロナウイルスに対する警戒意識レベルや、5類移行に対応した職場でのガイドラインの周知、さらに自身や家庭内でのコロナ感染が発覚した場合の自粛意識や出社有無などについて調査した。
調査概要
調査対象者:全国 / 男女 / 20~50代
調査条件:1年以内~10年以上勤務している社会人 / 20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間:2023年4月19日~4月23日
有効回答数:757人
調査方法:インターネット調査
5類移行後の出社方針
5類移行後の出社方針について会社からの通達があるかを聞くと、「通達あり」が46.4%となった。また出社の増減では「出社が増える」が48.6%で最多回答になった。
コロナ禍前の日常回帰について
5類移行後にコロナ禍前の日常に戻れるかを聞くと、60.7%が”戻れる派”の回答をした。
またコロナに対する現状の警戒レベルを聞くと、「一般的な風邪と同等」が36.5%で最多回答になり、次いで「インフルエンザと同等」が30.5%、「一般的な風邪以下」が14.3%、「全く気にしていない」が10.6%、「インフルエンザ以上」が8.1%の回答結果になった。
5類移行に感染した際の自粛意識
5類移行後にコロナに感染した際の療養期間について、5日間の推奨が示されていることの認識度を聞くと、59.0%が”認識している派”の回答をした。また今後コロナに感染した際の外出自粛意識を聞くと、「症状に関係なく自粛はしない」が50.6%で最多回答になった。
5類移行後に自身がコロナ感染した際の出社意識について聞くと、「推奨通り5日間は出社しない」が63.7%で最多。また濃厚接触した際の出社意識では、「感染者の症状が軽くなり次第出社する」が46.2%で最多だった。
職場でのマスク着用について
職場でのマスク着用ルール(簡易的なガイドラインの周知を含む)の有無を聞くと、「着用ルールあり」が63.7%で最多となった。
まとめ
3年以上続いたコロナ禍も5月8日から緩和され、インフルエンザと同等レベルの5類に移行。それと同時に、会社組織でもそれに歩調を合わせた通達がされていることから、今後はさらに出社の方針やマスクの着用基準などにも変化が出てくることが推測できる調査になった。