「管理職登用後の支援」人事と女性管理職の認識にギャップ mento調査
株式会社mento(本社:東京都港区、代表取締役:木村憲仁)は、100名以上の企業に勤める女性管理職(課長以上、300名)および人事担当者(300名)を対象に「女性管理職の活躍と支援に関する調査」を実施した。本調査では、女性管理職の支援に対する認識、キャリア意欲、理想のリーダー像などについて明らかにしている。
調査概要
調査名:「女性管理職の活躍と支援に関する調査」
調査期間:2026年2月19日〜2026年2月26日
調査機関:株式会社mento
調査対象:100名以上の企業に勤める女性管理職(課長以上)と人事(役職問わず)
有効回答数:女性管理職300人、人事300人(男性218名/女性82名)
調査方法:インターネットアンケート
出典元:株式会社mento
「管理職の支援制度」人事と現場にギャップ
本調査では「管理職登用後の支援」について「ある」と回答した割合が、人事担当者では70.3%にのぼった。一方で、女性管理職では46.0%にとどまっている。支援制度に対する認識に、人事担当者と女性管理職の間で大きなギャップがあることがうかがえる。
女性管理職が「管理職として働く上」で「大変だ」と感じていることについては「自身に関する課題(56.0%)」が最も高い割合を示した。一方で、人事が「最も強化したい管理職への支援領域」は「メンバー育成(50.7%)」が最多となり、支援の焦点にもズレが生じていることが可視化された。
女性管理職が実際に求める支援としては「管理職としての在り方・リーダーシップの相談(47.7%)」「判断や意思決定を相談できる支援(39.7%)」「悩みや迷いを言語化できる支援(37%)」が多かった。
理想のリーダー像、女性管理職は「安定型」人事は「挑戦型」
さらに、理想のリーダー像について調査。女性管理職では「現場を安定的に回すリーダー(36.7%)」が最多だった。一方で、人事担当者の回答は「変化や挑戦を推進するリーダー(40.3%)」が最も多く、女性管理職の同項目(19%)と比べ、理想像に明確な差が見られた。
現在、最も多い女性管理職のタイプについては「現場を安定的に回すリーダー(女性管理職:45.3%/人事担当者:41.3%)」がトップで、「現状の認識」については一致していることが明らかになった。
まとめ
女性管理職の活躍を推進する上で、人事担当者と現場の認識にギャップが生じていることが可視化された、本調査。まずは、この「ギャップの存在」を双方が認識する必要があるといえるだろう。
「求めるリーダー像」にもギャップがあることも見逃せない。このような乖離がある中で、支援制度を整備しても効果が生まれにくいのは自明である。
性別に関係なく「リーダーシップの在り方」には、個人差がある。教科書的でなくても、人となりや個性を武器に、チームをまとめて成果を出す管理職も少なくない。「リーダーシップ像」に多様性を持たせることも、女性管理職の活躍はもちろん、組織の活性化にもつながるといえるだろう。










