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職場の制服に約4割が不満!デザインや質がモチベーションに影響 NEXER

2025.03.31

株式会社NEXERと株式会社アルファユニは共同で「職場の制服への不満」についてのアンケートを実施。制服は長時間身につけるものであり、ちょっとした違和感がストレスにつながる可能性があるとして、制服を着用して働いた経験がある男女500名を対象に、その実態を探った。

「職場の制服への不満に関するアンケート」調査概要

調査期間:2025年3月14日 ~ 2025年3月24日
調査主体:株式会社NEXER株式会社アルファユニ
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
集計対象:事前調査で「制服を着る職場で働いた経験がある」と回答した全国の男女
有効回答:500サンプル
調査方法:インターネット調査
出典元:株式会社NEXER
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合がある

職場の制服に不満を感じたこと「ある」42.2% 最も不満なのは「デザイン」

職場の制服に不満を感じたこと「ある」42.2% 最も不満なのは「デザイン」

本調査ではまずはじめに、職場の制服に不満を感じたことはあるか質問。42.2%が「ある」と回答したことが報告された。

さらに、どの点が最も不満だったかを尋ねる項目では、49.3%と半数近くが「デザイン」と回答したことも判明。その理由としては 「工場なので作業服ですが、色も形もあんまりかっこよくなくて、出入り業者のカッコいい作業服を見るたび羨ましいと思っていた。(30代・女性)」「似合う似合わないのある極端なカラーが不満だった。(30代・女性)」「作業しにくいデザインで、色味もダサかったから。(30代・女性)」などが挙げられたという。

約3割が制服が「業務に合っていない」モチベーションへの影響は?

約3割が制服が「業務に合っていない」モチベーションへの影響は?

続いて本調査では、制服が業務に合っていないと感じたことはあるか質問しており、約3割が「ある」と回答したことが報告されている。具体的には、伸縮性や動きやすさを求める声のほか、デザインや素材が業務内容に不向きだったという声が多く挙げられたという。

本調査では最後に、制服のデザインや質が業務のモチベーションに関わる事はあるか質問。その結果、47.8%と約半数が「ある」と回答したことが明らかになった。

理由として「デザインがダサかったり、匂いがきつい、清潔感がないなどの制服の職場で働きたくない。(20代・男性)」「制服が自分に似合っていなかったら仕事する気力が下がってしまう。(20代・女性)」「服の通気性や着心地は間違いなくモチベーションに繋がると思うから。(30代・男性)」といった声のほか、人目を気にする声なども挙げられていた。

まとめ

本調査結果からは、制服のデザインや質が働く人のモチベーションに大きく影響することが明らかになった。不満の多くはデザインや素材に関するものとなっているほか、業務をする上で伸縮性や動きやすさを求める声も多く挙げられている。

多様性を尊重する動きが広まる中で、制服への配慮も必要となるだろう。改めてその必要性やデザイン、機能性について、社内で検討する機会としてみてはいかがだろうか。