生成AI活用「働きやすさ」の一方で「不安」「ストレス」も NEWONE調査
株式会社NEWONE(本社:東京都港区、代表取締役:上林周平)が運営する「推せる職場ラボ」は、全国の管理職1000名を対象に「生成AIの活用状況と働きやすさ・働きがいの関係性」に関するアンケート調査を実施した。生成AIの活用を前提とした価値創出を求められる一方で、部下の育成や組織運営を担う立場として、新たな役割変化への対応といったプレッシャーにも直面している「管理職」に焦点を当てた本調査。生成AI活用が管理職の「働きやすさ」や「働きがい」にどのような影響を与えているのか、また活用が進む中で生じる新たな課題について明らかにした。
調査概要
調査対象:20代〜60代の管理職1000名
調査期間:2026年1月21日〜24日
調査方法:インターネットによるアンケート調査
発行元:推せる職場ラボ(株式会社NEWONE)
出典元:管理職1000名に聞く、生成AI活用がもたらす「働きがい」の変容とマネジメントの未来(株式会社NEWONE)
「働きやすさ」や「働きがい」に寄与する利用頻度の分岐点
本調査では、生成AIの活用がポジティブな実感につながるには、一定の利用頻度(しきい値)があることが判明。働きやすさは「週1日程度」の利用から半数以上が向上を実感。働きがいの向上は実感者が50%を超えるには「週2〜3日以上」の利用が必要だという。
生成AI活用多い若手「働きがい向上」50代の1.7倍
年代別に見ると、20・30代の管理職では7割以上が週2〜3日以上利用しており、生成AI活用による「働きがい向上」の実感は、50代の1.7倍に達している。生成AIの活用状況には年代によって大きな差があるようだ。
生成AI活用による管理職の「不安」「ストレス」も
続いて本調査では、生成AIの活用によって「働きがい」が高まる一方で、活用が進むほど新たな不安を感じている管理職も多いことが報告された。
その割合は特に若年層で高く、20・30代管理職では72%が何らかの不安・ストレスを抱えていることがわかった。主な不安要素としては「情報の正確性」「部下の思考力低下への懸念」「コンプライアンスリスク」「部下の育成やマネジメント」「AI活用へのプレッシャー」などが挙がった。
さらに、生成AIを毎日利用する層の約半数は、AIによって業務が効率化されることで「より創造的・人間的なマネジメント業務に注力できるようになる」と回答したことが判明。同社は「管理職の役割は、事務的な管理業務から「対人支援」や「ビジョン策定」など、人間ならではの価値発揮へと進化していく可能性が示唆されました」との見解を示している。
まとめ
生成AI活用によるポジティブな実感を得るには、一定以上の利用頻度が必要である可能性が示された。一方で、高頻度で利用している若年層ほど、新たな不安やストレスも抱えている実態が明らかになった。
生成AIを活用するには社内のガイドライン整備やリスク教育、新たなマネジメントの再定義や研修強化などを進めていく必要があることが、あらためて可視化されたといえるだろう。管理職層の抱える不安や葛藤も含めて活用、運用できる体制を整備したい。










