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3.8万人のデータから判明「就業継続意欲」36.9%が上司で持ち直す エン調査

2026.09.30
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エン株式会社(本社:東京都新宿区、代表者:越智通勝)が運営する定着・活躍支援ツール「HR OnBoard」は、入社1年目と2年目の社員を対象に、就業継続意欲やコンディションの変化を分析した。

調査概要

調査方法:入社1年目特化型パルスサーベイ『HR OnBoard』入社2年目以降パルスサーベイ『HR OnBoard NEXT』に集まったデータを分析
調査対象:『HR OnBoard』の利用者
有効回答数:入社1年目社員 22000名、入社2年目社員 16000名
調査期間:2017年12月~2026年3月
出典元:【3.8万人のデータで判明】入社1年目終了時に就業継続意欲が高い社員も、41.4%が2年目に失速。一方で低意欲層の36.9%は「上司」で持ち直す。 2年目以降の継続フォローの重要性が明らかに。(エン株式会社)

1年目終了時の意欲が低い社員、2年目の離職率27.1%

1年目終了時の意欲が低い社員、2年目の離職率27.1%

同社は「HR OnBoard」のアンケート結果から、入社1年が経過するタイミングの就業継続意欲と2年目の離職率を分析。その結果、意欲が「高(働き続けたい)」だった社員の2年目の離職率は15.2%だった。

一方「中・低(どちらでもない、働き続けたくない)」だった社員の離職率は27.1%となり「高」の社員の約1.8倍だった。1年目終了時点の就業継続意欲と、2年目の離職状況に差がみられている。

2年目に「調子が悪い」社員の離職率は24.8%

2年目に「調子が悪い」社員の離職率は24.8%

続いて同社は「HR OnBoard NEXT」の月次アンケートから、2年目のコンディションと離職率の関係を分析。その結果、コンディションが「いい」社員の離職率は14.4%だったのに対し「悪い」社員は24.8%となり、約1.7倍とだった。

なお「2年目の調子」は、月次アンケートの総合評価(1~5)の個人平均をもとに分類。全体平均の3.55以上を「いい」3.55未満を「悪い」としている。

意欲が中・低だった社員の36.9%は2年目に持ち直す

意欲が中・低だった社員の36.9%は2年目に持ち直す

また、1年目終了時に就業継続意欲が高かった社員についても、41.4%が2年目に調子を崩していたことが判明。回答者のコメントでは「感謝されない」「会話がない」「必要とされている感じがしない」といった声がみられている。

一方、1年目終了時に就業継続意欲が「中・低」だった社員のうち、36.9%は2年目に調子を取り戻していたことがわかった。

回答者のコメントを分析すると、意欲を持ち直したケースでは「上司の具体的な関与」が見られたという。目標の明示、成長を促すフィードバック、改善への助言などが、意欲を引き上げるきっかけになっているようだ。

まとめ

今回の分析では、1年目終了時点で就業継続意欲が高い社員であっても、2年目にコンディションが変化することが確認された。一方で、意欲が中・低だった社員でも、2年目に持ち直すケースがある。

企業としては、1年目終了時点の状態を判断材料とせずに、2年目以降も社員の変化を継続的に把握することが重要となるだろう。1年目が振るわなかった社員や、コンディションが悪くなっている社員に対して、上司が具体的に関与できる仕組みを整えていきたい。