「コンサル利用」企業の約7割が不満、専門性とノウハウ移管を重視 LCG調査
レバレジーズ・コンサルティング・グループ株式会社(本社:東京都渋谷区)が、直近3年以内に外部コンサルティング会社を導入したプロジェクトの責任者543人を対象に、コンサルティングサービスの利用実態や満足度を調査した。
調査概要
調査名:コンサルティングサービスの利用実態や満足度に関する調査
調査期間:2026年7月23日~7月27日
調査方法:インターネット調査
調査主体:レバレジーズ・コンサルティング・グループ株式会社
実査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社
有効回答数:543名
調査対象:直近3年以内に外部コンサルティング会社を導入したプロジェクトにおいて責任者として携わった方
出典元:レバレジーズ・コンサルティング・グループ株式会社
「専門性・質」など約7割がコンサル利用で不満
本調査では、コンサルティング会社を利用した企業の約7割が「不満を感じたことがある」と回答。不満の内容としては「コンサルタントの専門性・質(45.2%)」が最多に。次いで「終了後の『自社へのノウハウ蓄積・内製化支援』不足(36.1%)」「提案・対応のスピード(35.1%)」「費用・コストパフォーマンス(34.3%)」が上位に挙がった。
事前提案と実際のアサイン時のギャップについても、「ギャップを感じた(「非常に感じた(25.0%)」「やや感じた(41.8%)」)」と約7割が回答している。
ギャップを感じた理由としては「想像よりも経験の浅い若手がアサインされた(55.9%)」が最多に。次いで「業界・自社のビジネスモデルの理解不足(47.7%)」「伴走姿勢の不足(36.1%)」と続いた。
期待した成果物と実際の価値にギャップも
コンサルティング会社の成果物や行動について「期待ほど価値を感じなかったものがあった」と回答した人も、約7割に上った。
具体的には「市場分析・競合リサーチレポート(45.9%)」「定例ミーティングの内容や議事録(45.6%)」「提案書・報告書(40.3%)」などが上位に挙げられている。
一方、コンサルティングサービスに満足した理由では「自社教育やノウハウ移管が実施されたから(55.8%)」が最多に。次いで「自社では気が付けなかった知見を享受できたから(51.7%)」「プロジェクトのゴールが明確に達成されたから(39.3%)」と続いている。
まとめ
今回の調査では、コンサルティングサービスへの不満として、コンサルタントの専門性・質だけでなく、プロジェクト終了後のノウハウ蓄積や内製化支援の不足も挙げられた。一方、満足した理由では、自社教育やノウハウ移管が最も多く挙げられている。
こうした結果から、コンサルティングの活用では、プロジェクト期間中の提案や成果だけでなく、終了後に自社へどのような知識やノウハウを残せるかも重要な評価ポイントになっているといえるだろう。
外部支援を導入する際には、支援期間中の成果はもちろん、社内への知識移転や内製化まで含めて検討したい。













