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AI関連の名称を含む「所属」「役職」の人、5年で約3倍 Sansan調査

2026.10.09
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Sansan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表者:寺田親弘)は、提供している名刺アプリ「Eight」の名刺データを分析した「AI時代の肩書き調査」を実施。AI関連の所属・役職を持つ「AI人材」が2021年から2026年までの5年間で、約3倍に増加したことがわかった。

調査概要

調査名:AI時代の肩書き調査
調査方法:名刺アプリ「Eight」に登録された名刺データの分析
調査対象:Eightの利用者
分析対象期間:2021年7月31日~2026年7月31日
調査企画:Sansan株式会社
分析対象:「AI関連の所属・役職の保有者数の増加」は2021年7月31日を起点とした1年ごとの時点比較。「過去5年間のAI関連の所属・役職への変更」は2021年8月1日~2026年7月31日に発生した変更イベントを集計
※転職前の業種・職種は名刺情報から判別可能な範囲で集計。分析対象のEightのデータは個人を匿名化し、利用規約で許諾を得ている範囲で使用
出典元:Eight、名刺データが示す「AI時代の肩書き調査」を発表~「AI人材」は5年間で3倍に。元の職種で最多は「企画開発」次いで「営業」と非テックもAI人材に流入していることが明らかに〜(Sansan株式会社)

AI人材は5年間で約3倍、AIエンジニアなどの役職が増加

AI人材は5年間で約3倍、AIエンジニアなどの役職が増加

同社は名刺アプリ「Eight」の利用者の名刺データから「AI」「AX」「機械学習」などのAI関連の名称を含む所属・役職を持つ人材を集計。その結果、2021年7月31日時点の1146人から、2026年7月31日時点では3479人に増加した。2021年比では303.6%となり、5年間で約3倍に増えていることが明らかになった。

特に2025年から2026年にかけて増加率が加速しており、AI関連の所属・役職を持つ人材が広がっていることが可視化された。

また、過去5年間にAI関連の所属・役職へ変更した人のうち、名刺情報から役職を判別できる人を分析すると「AIエンジニア」「AIコンサルタント」「CAIO(Chief AI Officer:最高AI責任者)」などの役職が増加している。

AI人材の61.1%が社内異動、企画・営業からも転身

AI人材の61.1%が社内異動、企画・営業からも転身

続いて、2021年8月1日から2026年7月31日までにAI関連の所属・役職へ変更した人について、その経緯を分析。その結果「社内異動」が61.1%で「転職」は38.9%だった。

さらに、社内異動によってAI人材に転身した人の転身前の職種では「企画開発(22.5%)」が最多に。次いで「営業(17.8%)」「製造・エンジニア(12.1%)」が続いている。

AI人材への転身はエンジニアなどの専門職に限らず、企画や営業といった非テック職種からも生じていることが今回の調査から明らかになった。

まとめ

AI人材の確保は外部採用だけで進んでいるのではなく、社内の人材をAI関連の業務へ転換する動きも広がっているようだ。

特に、AI人材への転身前の職種では企画開発や営業が上位となっており、AIに関わる人材の裾野が専門職だけに限定されていないことが特徴だ。

人事部門としては、AI人材の採用だけに目を向けるのではなく、既存社員の経験や職種を生かしながら、AI関連の業務へキャリアを広げる機会をどう設けるかも重要になるだろう。社内の人材育成と外部採用の双方から、AI時代に必要な人材確保を検討したい。