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やりがい・情熱を持って出社していますか?リアルSNSの場が示唆する働き方の新常識【WeWork Japan 髙橋 正巳 氏 インタビュー記事】

2019.08.22
WeWork Japan ゼネラルマネージャー 髙橋 正巳 氏

 破竹の勢いで日本国内での拠点を増やしているWeWork。感度の高いビジネスパーソンなら、そのおしゃれなオフィスの写真をSNS などで目にしたこともあるだろう。当初は懐疑的な声もあったWeWork が日本で大旋風を起こしている理由はどこにあるのか。同社の日本ゼネラルマネージャー 髙橋 正巳氏にお話を伺った。

グローバルコミュニティを活性化させるスペース

 WeWorkは、参加している企業の成長や個人の成長・生きがいを促進するグローバルコミュニティ。人と人とのつながりをより活性化させるためにデザインされたスペースを提供し、コミュニティを形成するためのイベントが毎日のように開催され、交流を促進している。メンバー同士のコミュニティはWeWorkが一方的に築くことはできない。メンバーの参加意識があって初めて形成されていくものだ。

「通常だったら出会わない、それぞれが求めていかないと出会わなかった人たちが自然な形で出会うのがWeWorkの魅力でもあります。例えばファーストフードブランドのすぐ側に、VRの会社が入居していたりする。『こんなことしてるんだ。だったらこんなことに使えないかな』と話してみるだけで刺激を受ける。そういったところから新しい価値、新事業が生まれることもあります」と髙橋氏は語る。

フリーランスから大企業、一人から千人規模まで自由に契約可能

フリーランスから大企業、一人から千人規模まで自由に契約可能

 「もともとはスタートアップやベンチャー企業を支援するためのオフィススペースの提供が始まりでした。しかし次第に大企業の方々からもオフィススペースを利用したい、コミュニティに参加したい、さまざまなつながりをビジネスや個人のやりがいにつなげたいといった需要が高まってきて、今や世界のメンバーの30%は大企業の方々です。個人のメンバーから大企業まで、日系企業や外資、デザイナーや士業など業種も業界も多岐にわたるメンバーの皆様にご利用いただいています。どの業種がここでの働き方に向いているというより、重要なのは個々の利用者のマインドセットではないでしょうか。日本のメンバーも大企業は少なくないですが、ここで色んな人と出会って交流したりパートナーシップが結べたりするだけで価値がありますから、文化や歴史のある企業様が新しいアイデアやイノベーションを生み出す環境として選んでくださっているのだと思います。ソフトバンク社などIT系が多いイメージがあるかもしれませんが、川崎重工様、丸紅様、SOMPOホールディングス様などにもご利用いただいています。企業により使い方はそれぞれで、イノベーション部やデジタルトランスフォーメーション部のオフィスになっていたり、営業チームやセールスチームのためにサテライトオフィス的に使われている場合もあります」(髙橋氏)

 ホットデスクはネットで契約すればすぐ使えるので、メンバーシップというかたちで気軽にジョインでき、まずは一つの部署の数人から始めて様子を見てから利用を拡大するといったフレキシブルな対応も可能。敷金などの初期費用や設備投資が不要なので、気軽に始められるのも特徴だ。

休憩中のフランクな会話やイベントで「つながる」関係

 現在、世界中に31万人を超えるメンバーがおり、WeWorkはそのメンバー同士をフィジカルな形でつなげた「リアル版SNS」というイメージだ。メンバー限定のアプリもあり、活発に活用されている。アプリで世界中にある拠点の会議室の予約もでき、例えば海外に市場調査に行ったら現地の拠点のイベントに参加し、そこのコミュニティとつながるということもできる。そういったリアルでの価値も生んでいる。

「メンバーの方からリクエストをいただいて決めていくイベントは、何カ月も先まで予約でいっぱいという状況です。ブロックチェーンやIoTの今後をテーマにパネルディスカッションする日もあれば、外部からスピーカーを招いたり、ピッチ大会もあればヨガやサルサダンスをすることもある。バラエティを豊富にすることでメンバーにとっての新しい刺激やきっかけになるように考えています。イベントに出たり、昼食後にビールを1杯飲みながら『同じフロアの方ですよね』と会話が生まれたりする環境は、名刺交換で始まる関係とは違った柔らかい人と人とのつながりが生まれるきっかけがあるのです」(髙橋氏)

仕事の満足度向上のためにWeWorkが果たす役割

仕事の満足度向上のためにWeWorkが果たす役割

 WeWorkが求められる背景には、ミレニアル世代の台頭がある。2020年までに世界中の労働人口の半分はミレニアル世代になるが、彼らはSNSを当たり前として育っていて、オープンに意見を交換するのが前提。仕事にもそれを求めているのがわかっている。そして大半が「給料を多少犠牲にしても、働くための良い環境を求める」という考え方。そういった、少し前とは基準が違う、これから新しい価値を創造していく世代・考え方に合った環境が求められているのだ。

「『働き方改革』という日本での大きな文脈を考えた時に、生産性の向上は重要なテーマですが、そのための法整備や制度設計は必ずしも社員の満足度につながっていません。『会社に行く』というのではなくて『自分の好きな仕事をしに行く』という感覚が重要で、そのための環境を提供することが私たちのできることだと考えています。私たちは『DO WHAT YOULOVE(好きなことをしよう)』というコンセプトを掲げています。自分の仕事にやりがいを感じ、生きがいを持って欲しいですし、それをお手伝いしたい。会社からやらされる受け身の仕事と、積極的にパッションを持って取り組む仕事ではアウトプットも効率・生産性も変わりますよね。

 2018年は、私たちが仮説として持っていた『日本人は決してシャイではなく、つながりたいという欲求を持っていて、自己を表現できる・自分が自分らしくいられる環境を求めている』ということが実証されました。仕事のやる気ややりがいにつなげられるような環境を、毎月1拠点のペースでオープンしてきました。2019年はさらに加速し、毎月2拠点ほどのペースでオープンしていく計画です」と抱負を語る髙橋氏。WeWorkの今後が楽しみだ。

「WeWork」が選ばれる3つのポイント

1. 業種や業界を超えたグローバルコミュニティ
2. コミュニティを促進するスペースやイベント
3. 人と人のつながりで生まれるシナジーとイノベーション

お問い合わせ先情報

WeWork Japan合同会社
電話番号   :050-1744-1744
ホームページ :https://www.wework.com/ja-JP/workspace

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