コスト削減に役立つトナー専門店・トナー通販サイトとトナー選びのポイントを紹介

どこの会社にも1台は設置されているプリンター。プリンターを使うためには消耗品のトナーが不可欠だ。しかし、純正品のトナーは値段が高く、印刷する機会が多い会社にとってバカにならない経費となっている。そんな悩みを解決すべく、高い品質を持ちながら純正品よりも安価に購入できるトナーを販売している専門店や通販サイトが存在するのはご存知だろうか。今回はトナーの種類からおすすめの専門店まで紹介していく。

トナーカートリッジ選びの種類とポイント

トナーカートリッジにはさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットが存在する。しっかりと特徴を把握して、自社にとってメリットが大きい種類を選んでほしい。

トラブルを回避して印刷をキレイに出したい場合は純正品
使用しているプリンターのメーカーが販売しているトナーカートリッジが純正品。他のトナーと比べて高額だが、トナー自体はもちろん、トナーを使用したことでプリンターにトラブルがあった際にもメーカーサポートが受けられるという利点がある。

メーカーのサポートは期待しにくいがコストが押さえられる海外純正品
多くのプリンター販売メーカーは海外でも展開しているため、海外でも同じトナーが販売されている。物価の違いなどで国産のものよりも安く手に入るのが海外純正品。メーカー品とはいえ、国産品ではないトナーを使用することで、メーカーのサポートは受けられない可能性がある点には注意が必要だ。

複数のメーカーで使える可能性のあるトナーカートリッジの汎用品・互換品
もともと汎用品は、ほぼ純正品という意味合いで使われていたが、現在では品質の低い互換品に汎用品という名前をつけて販売しているケースも多い。互換品は純正メーカーとは関係のないサードパーティーが製造している製品のことを指す。

どちらも多くの企業が参入しているため、ベンダー（製造元）によって品質にバラツキがある。利用する際にはISOといった認証を取得しているベンダーを選ぶとよいだろう。

品質の良し悪しがベンダーによってバラツキのある再生品（リサイクル品）
トナーパウダーを詰め替えた再生トナーは、純正品のメーカーとは無関係の会社が作っており、価格も純正品の1/4から1/10とピンキリ。しっかりと見極めなければ印刷の品質低下やプリンターの不具合などが想定される。再生品を利用した場合はプリンターのメーカーサポートは有償となるが、再生品メーカーが保証する場合もあるので確認してほしい。

何かトラブルがあった場合もメーカーのサポートが受けられるメーカー再生品
純正品を販売しているメーカーがカートリッジを回収し、再生した商品をメーカー再生品という。メーカー保証が受けられる上、価格は純正品の半額程度と魅力的だが一般にあまり流通していない。

自社の要件に合わせてトナーの種類を選ぶ

プリンターを多用する会社の場合、トナーにかかるコストの負担は大きい。少しでもコストを削減したい場合は純正品以外を選ぶという選択肢になるだろう。その中でも安さを最優先させるのか、品質は外せないのか、など優先順位を整理してどういった製品を選ぶのか決定してほしい。

コスト削減に役立つトナー専門店・トナー通販サイト

トナーを通販している会社は数多くがあるが、どこも自社のメリットばかりを強調しているため選ぶ際の決め手に欠ける。ここでは、多くの人が利用していて満足度が高いトナー専門店・通販サイトを紹介する。

アスクル
事務用品通販会社として有名な「アスクル」も、トナーを扱っている。他の事務用品を頼むついでに配達してもらえる上に支払いもまとめて行えるため、手配をする担当者にとっては便利な方法といえる。

注文金額1000円以上で送料無料、発送時期は事務所のエリアによっても変わるので詳しくは公式サイトでチェックしてほしい。トナーの回収は商品を届けてくれたドライバーに渡すだけ。トナーカートリッジは1つから、インクカートリッジは5個以上から対応可能だ。

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トナプロ
リサイクルトナー専門店として30年の実績を持つ「トナプロ」。1年間品質保証をしているのが大きな特徴で、印字トラブルなどが発生した場合はトナーの無料交換やプリンターの修理対応をしてくれる。

全国送料無料で、営業日12時までの注文で当日宅配便にて発送対応が可能だ。さらに使用済みトナーは着払いで回収してくれる。

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インク革命
互換インクを提供している「インク革命」。生産工場では各種認定を取得しており、品質にもこだわりがある。さらに、インク・トナーは1年間保証、プリンター本体も保証してくれる。

しかし、もっとも特筆すべき点は圧倒的な配送スピード。地域は限られるが、対象地域であれば夜19時までの注文で最短翌日届けてくれるというから驚きだ。さらに関東・関西の対象地域では朝9時までの注文で当日届けてくれる。使用済みトナーは、3本以上であれば着払いにて無料で回収してくれる。

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エコインクイン
業務用のトナー・インク専門店「エコインクイン」は、メーカー純正・汎用品から国産リサイクル品まで販売している。特にリサイクル品には定評があり、各種認定を取得済みの優良工場で生産された国産品を購入できる。

平日15時までの注文で当日出荷が可能で、使用済みカートリッジの回収も無料で行っている。

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トナー専門店・トナー通販サイトの選び方

純正品以外の購入を考えているが、購入先選びに悩んでいるという人には下記のチェックポイントをぜひ参考にしてほしい。

✓コストの削減率
純正ではないトナーを利用する1番の理由はコストの削減だろう。インクとしての機能はしっかり果たしつつ、価格の安いものを選びたい。

✓サポートの充実性
サポート体制の充実度も外せないポイントだ。リサイクル・互換トナーを使用することでプリンターにトラブルが起こる可能性はそう高くないとされているが、0ではない。万が一のことを考え、しっかりしたサポート体制をしている業者を選ぼう。

✓納期・回収の対応力
本来であればトナーは常時ストックしておきたいところだが、ストックするのを忘れていて突然トナーがなくなってしまうということもあるだろう。そんな事態でも当日納品してくれたり即日出荷したりしてくれる業者と付き合っていれば安心だ。

納期とともにチェックしたいのが使用済みトナーの回収サービスの有無。トナーは他の消耗品とは違い、一般ゴミとして捨てることができない。なぜなら、使用済みであっても内部には粉状のトナーが残っており、ゴミとして回収された後に何らかの原因で引火してしまうと粉塵爆発を起こす危険性があるからだ。そのため、専門業者が残ったトナーを完全に除去する作業を行なう必要がある。

使用済みトナーは業者に回収してもらうか、家電量販店などに設置してあるトナー回収ボックスへ持って行かなければならない。回収ボックスへ持って行くのが手間と感じる場合、カートリッジの回収も無料でおこなってくれる業者を選ぶのもよいだろう。

まとめ

トナーにはさまざまな種類があり、品質もピンキリだ。自社にとって印刷の品質がどれくらいあればいいのかを見極め、必要な機能や目的で選ぶようにしたい。トナー専門店といわれているお店は、基本的には再生品を販売している。しかし、認証を取得した工場で製造するなど品質の高さとサポート体制の手厚さに定評がある業者も多い。コストの削減にもなることから、一度導入を検討してみてほしい。

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