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貸会議室大手「TKP」が、シェアオフィス国内最大手「リージャス」日本法人を買収

2019.04.15

 4月15日、貸会議室やレンタルスペース事業を営むTKP(ティーケーピー)は、『リージャス』などのブランドでシェアオフィス事業を主力事業として世界展開するIWG傘下のリージャス日本法人を買収すると発表。

 ここ最近、リモートワークの普及とともに、シェアオフィス市場は盛り上がりを見せており、急拡大中のWeWorkの他、国内では競争が激化している。TKPは今回の買収でシェアオフィス市場への展開を拡大していく。

日本国内での長期独占契約を締結

 4月15日、日本リージャスホールディングス株式会社(以下 日本リージャス社)の発行済株式全部を取得する株式売買契約を締結、と同時にIWGの日本における独占的パートナーとして、国内での長期独占契約を締結した。 企業価値は約467億円に、純有利子負債(クロージング日時点)などの調整を行った上、実際の取得額を確定すると発表。

今後の展開

 日本リージャス社の買収は、TKPが進めるフレキシブルオフィス事業における成長戦略の一環となるもので、事業ドメインの拡大と事業基盤の強化を図る目的がある。日本国内では、働き方改革、多様化を背景にフレキシブルオフィス市場が拡大しているほか、2030年までに全世界のオフィスの30%はフレキシブルオフィス化すると推測されている。

 IWG CEO のMark Dixon氏は「この度の契約合意は、IWG、そしてTKPの両社の将来事業に大変な意義をもたらすものです。日本だけではなく全世界で働き方が変わりはじめており、ワークスペースにおいても大きな変革が起きています。我々は日本で強大なネットワークをもつTKPとパートナーシップを結ぶことで、両社の協力関係のもと、従前以上のスピードをもって、日本だけではなく世界中において、顧客に高い利便性を提供する新たなグローバルプラットフォームを構築できると信じています」と話している。

 TKPとIWG両社の関係強化に向け、IWG CEO のMark Dixon氏ならびに日本リージャス社代表取締役の西岡 真吾氏の両氏は、5月に開催を予定している株主総会の承認をもって、TKPの取締役に就任する予定だ。

 今後、リージャスとの共同出店やTKP既存施設の転換による拠点ネットワークの拡大と両社のリソースの融合による顧客サービスの向上と拡充を図り、様々なビジネスシーンにおいて快適なオフィス環境を実現する。日本のフレキシブルオフィス市場拡大を目指すとともに、協力関係の強化を通じて、グローバル市場におけるプレゼンスの向上を図っていくと語った。

IWGと日本リージャスについて

 IWGはスイスに本社を置き、ロンドン証券取引所に上場する世界最大のワークスペースプロバイダーとして、 レンタルオフィス世界No.1ブランド「Regus」や「Open Office」「SPACES」などの多様なブランドを グローバルに展開。そのネットワークは世界110カ国超、1,100都市超、3,300拠点超、 会員250万人超(2018年12月時点)に及び、世界最大のプラットフォームとなっている。

 TKPが株式を取得する日本リージャス社はIWGの日本事業として全国約37都市、139拠点以上(2019年3月現在)のレンタルオフィスを展開する日本国内最大のネットワークを持つレンタルフィス業界の最大手企業。1998年9月に日本において事業を開始し、「Regus」をはじめとする多彩なブランドを通じてレンタルオフィス、バーチャルオフィス、コワーキングスペースを運営している。