オンライン朝礼でテレワークを活発に!株式会社ランクアップの制度
株式会社ランクアップ(本社:東京都中央区/代表:岩崎裕美子、以下「ランクアップ」)では、コロナウイルスの対策として2月3日(月)からテレワークを推奨している。
社員同士のコミュニケーションが不足することを懸念し、3月11日(水)よりオンラインで朝礼をスタートした。
オンラインでも対面と同等の活発なコミュニケーションが可能に
ランクアップのオンライン朝礼は、朝9:00になると約50名ほどの社員が一斉にオンライン画面上に顔を並べ、「おはようございます!」の朝礼当番の声とともに朝礼が開始される。
オンラインでの朝礼では実際に会えるわけではないので、以前の朝礼ほどの効果は期待できないとされていた。
しかし実際にやってみた結果、顧客からの声をリアルタイムに共有することですぐに改善に反映できたり、取引先との連絡事項などを共有したり、オンラインにもかかわらず社内と同等の活発な朝礼が復活し、コミュニケ-ションの活発化に効果を発揮しているという。
時短社員で、もともと朝礼には参加できていなかった社員も、オンラインなら参加することができ、結果として朝礼に参加できる社員も増えた。
狙い通りにコミュニケーション不足を解消
オンラインで朝礼を始めたのは、テレワークの長期化による全社員のコミュニケーション不足の解消のためだったという。
もともとランクアップでは10年以上朝礼を継続しており、朝から唱和や、各部署の共有事項を連絡するコミュニケーションの場として活用していた。
コロナウイルス感染を懸念して、2月3日よりテレワークを推奨してきた。
しかし仕事は合理的であるものの、社員同士が全く顔を合わせなくなってしまったことで、社内共有や全社のコミュニケ-ションが不足するという問題が発生していた。
その対策として3月11日(水)からオンライン朝礼を始めている。
期間限定で病児シッター制度を提供。テレワークに集中できるように
ランクアップでは、8年前から子供の病気で看護のために突発的に休まなくてはならないママ社員に、病児シッター代約3万円をほぼ全額負担している。
この制度があることで、子供の看病をシッターさんに任せ、ママ社員は仕事を休まずに出勤することができるという。
現在までの利用率は80%で、未就学児を持つワーママの25人中、20人がこの制度を利用し子育てと仕事を両立している。
今回はコロナウイルス対策として、この制度をテレワーク中にも使えるように変更した。
テレワーク中であっても、子供が体調不良になったりすれば、ママ社員は子供の看病で仕事ができなくなる。
そこでテレワーク中でも病児シッターを利用し、ママは仕事に集中できる制度を導入した。
どんな状況下でも仕事できる環境を整える
ランクアップがコロナウイルス対策を始めてから、2020年3月13日で1か月が経過した。
今後も長期化が予想され、今まで通りの通勤体制や業務ができない状況が続いている。
ランクアップでは今後も社員がスムーズに業務を行えるよう、さまざまな取り組みを進めていく方針だ。
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