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OJTトレーナー必見! 「新入社員の自己成長力支援サービス年間レポート」をリリース

2020.06.22

 人材育成データ・機械学習技術などを活用した社会人向け教育サービスの提供を行うアルー株式会社(本社:東京都千代田区、代表:落合文四郎)は2019年5月〜2020年3月の期間で自己成長力支援サービスを受講した新入社員とOJTトレーナーの回答結果を分析し、「自己成長力支援サービスの年間レポート」をリリースした。

自己成長力支援サービスで離職防止

 新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言の発令により、互いの顔を直接見ながら仕事をする従来のスタイルから、リモートワークという勤務スタイルへと変化している。リモートワークでは対面と比べて新入社員の様子をタイムリーに把握する事が難しく、問題点があっても放置してしまう可能性がある。

 「自己成長力支援サービス」は、新入社員の成長度合いやフォローのタイミングを可視化することで、対面指導と同様のアドバイスが可能となり新入社員の早期戦力化を目指すことができる。他にも、新入社員のフォローが必要なタイミングを捉えやすくなり、離職防止につなげることも期待できる。

新入社員の成長度合を可視化

 職場での経験から学ぶことを支援するWebサービスである「自己成長力支援サービス」は配属後の新入社員を対象とし、新入社員と職場のOJTトレーナーの回答結果から新入社員の成長度合を可視化する。

 新入社員は、月1回ないし隔週、振り返りを実施し提出をする。同時にOJTトレーナー/上長向けのメールが自動配信される仕組みで、OJTトレーナーは新入社員の様子に関する振り返りとコメントをし、提出をする。上記同様、新入社員にも自動でメールが送信される。

 配属後の新入社員の成長は
・組織(チーム)に馴染む時期(組織適応期)
・本格的に業務を担当し、顧客視点や目的意識を築く時期(ビジネス適応期)
・業務の質が安定し、成長実感を持つ時期(戦力化・充実期)
の3つのステージに分かれる。

 実際にフォローを必要としている新入社員は「人間関係がうまくいかない」や「自分自身、何がわからないのかわからない」など人間関係や業務量に悩んでいる傾向があった。

 「成長する人」は、8月に質問のレベルに変化が見られ、10月には業務全体を理解した上での意見を述べ、苦手を克服し12月以降もできることを増やしていくなど、1年を通して業務理解とできることを増やしている。

 新入社員の能力レベルが上がるとトレーナーの自信も上昇傾向にあり、新入社員の業務成果が安定することでトレーナーが「新入社員への関わりはこれでよかったのだ」と安心する。

 新型コロナウイルスの流行に伴い変化した働き方を踏まえて、新入社員の研修期間だけではなく、配属された後の学びや成長度合いに、これまで以上に目を向ける必要性がでてきたのではないだろうか。

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