「どこでもデスクトップ」とAIクラウドIP電話pickupon(ピクポン)提携
pickupon株式会社(本社:千葉県市川市/代表:小幡洋一、以下「ピクポン」)と、ドコデモ株式会社(本社:東京都豊島区/代表:柘植信英、以下「ドコデモ」)が提携し「どこでもデスクトップ」上で「AIクラウドIP電話pickupon(ピクポン)」を利用できるセットプランを用意する事を発表した。
リモートワークにぴったり!PC環境と電話環境をどこでもつくれる
どこでもデスクトップを使うと、新たなPCを用意する事すら必要なく、AWS上に仮想のPC環境を一瞬で構築する事ができる。
また、pickuponをつかうと即日でIP電話が引け、架電、受電環境が構築できます。
これまで、どこでもデスクトップのみでも業務に必要な仮想PC環境は用意できたが、pickuponとの連携により、架電業務も含め包括的に業務環境をクラウド上に構築する事が可能になった。
今回の提携により、どこからでもセキュアにアクセスできるPC環境と電話環境を即日、オンデマンドに一席からクラウド上に作り、利用する事ができるようになる。
それによって、リモートワーク需要の増加からくる「どこにいても、セキュアにオフィスと同等の作業環境を用意したい」という課題を解決する。
コンピューティング資源を必要なときに必要なだけ
ハードウェアやローカル環境に依存しないセキュアでシンプルなリモートワーク環境はますます必要とされているものの、その環境をChromebookで実現するためにはChromeOSを搭載したChromebookが必要だった。
そのようなクラウドコンピューティング環境をより手軽に、ラディカルに、オンデマンドに実現できるのが「どこでもデスクトップ」。
どこでもデスクトップを使うと、新たなPCを用意する事すら必要なく、AWS上に仮想のPC環境を一瞬で構築する事が可能だ。
YouTubeがHDで映る程度のインターネット環境とデバイスがあれば、どこからでも、AWS上の自分のワークスペース・デスクトップにセキュアにアクセスし作業をする事ができ、「コンピューティング資源を必要なときに必要なだけ」使える世界を実現する。
リモート環境の強い味方、pickpon
AIクラウドIP電話pickuponは、必要な時に必要なだけ即日電話番号を発行し、電話環境をどこからでもアクセスできるクラウド上に作る事ができる。
インターネット環境があれば、どこからでも架電・受電業務を実施する事ができ、記録に残りにくい発話のやり取りを音声✕テキストデータで可視化できるため、リモートワーク時に共有しにくい会話のやり取りをチームで簡単に共有する事もできる。
理想的なクラウドコンピューティング環境の普及に
かつて、個人で所有する事ができなかった大型の汎用コンピュータは1980年代には小型化しパーソナルコンピューターとして、個人で所有できるものになった。
PCが登場した時代に、マーク・ワイザーによる「ユビキタス・コンピューティング」、日本ではTRONプロジェクトリーダー坂村 健による「どこでもコンピュータ」といったコンセプトも誕生。
1990年代にはPC価格も安くなり、アプリケーションやデータの配布をせずに、効率的にwebブラウザを通じてアプリケーションやデータを持つコンピュータへアクセスする方法が登場し、2006年に「クラウドコンピューティング」が提唱され、誰もが「コンピューティング資源を必要なときに必要なだけ」使える世界の到来を予感した。
そして自らその世界の実現を実行に移すかのように2011年、Google社からブラウザのみが動作するChromeOS搭載のノートPC Chromebookが発表され、ハードウェアとそのローカル環境に依存しないセキュアでシンプルな「クラウドコンピューティング」時代の到来が期待された。
しかし、コロナ渦中、リモートワーク需要が大きくなり、ますます場所や環境に依存せず、どこからでもアクセスできる「クラウドコンピューティング」環境が求められている2020年5月時点で、ChromeOSのシェアは0.4%。
理想的な「クラウドコンピューティング」環境の普及はまだ実現できていない。
ドコデモは、テレワーク向け情報セキュリティと業務管理用“SaaS型VDIを提供している。
2017年4月より開発をはじめ多くの企業のテレワーク推進を手助けしてきた。
「働くインフラをつくる」というVisionのもと、今後も多くの企業の多様化する雇用に適した開発を進めていく所存だ。
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