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管理職の5割以上がテレワーク導入に伴う「作業品質・作業効率の低下」を実感

2020.08.03

 ジグザ株式会社(本社:東京都千代田区、代表:櫛田和洋)は従業員300名以上でテレワーク導入企業に勤めていて、部下が4名以上いる管理職者・マネージャーを対象に「テレワーク下の業務効率と自動化状況」に関する調査を実施した。

テレワーク「作業品質・効率低下」を感じる人は半数以上

テレワーク「作業品質・効率低下」を感じる人は半数以上

 「テレワークを行うにあたり、作業品質・作業効率が下がったと感じることはありましたか」と質問したところ、作業品質に関して13.5%が「とてもある」、40.4%が「ある」、作業効率に関して24.0%が「とてもある」、38.5%が「ある」と回答した。

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必要なのは「部下とのコミュニケーションの向上」

必要なのは「部下とのコミュニケーションの向上」

 作業品質・作業効率の低下を感じた人に「作業品質・作業効率を向上させるためにテレワーク環境の中で何が重要だと感じていますか」と質問したところ、最も多かったのは「仕事における部下とのコミュニケーションの向上」で57.4%、次いで「単純作業などの定型業務を簡素化や自動化をすること」が44.1%、「業務におけるミスを減らすこと」が38.2%と続いた。

RPA導入企業は39.4%

RPA導入企業は39.4%

 「あなたの勤務する会社ではテレワーク環境下でRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)を導入していますか」と質問したところ、「導入している」39.4%、「導入していない」37.5%、「RPAを知らない」7.7%、「導入状況がわからない」15.4%という結果になった。

RPAを利用し、業務効率化を希望する人は60.5%

RPAを利用し、業務効率化を希望する人は60.5%

 RPA未導入企業に、「テレワーク導入に伴い、RPAを利用した業務自動化を行いたいと思いますか」と質問したところ、12.8%が「とても思う」、48.7%が「思う」、35.9%が「あまり思わない」、2.6%が「全く思わない」と回答した。

希望するのは「業務の可視化」

希望するのは「業務の可視化」

 RPAの活用を希望する人に「業務が自動化されることでどのような課題を解決したいですか」と質問したところ、最も多かったのは「テレワーク環境に伴う業務の可視化」で75.0%、次いで「作業品質の安定化」が41.7%、「時間短縮」が33.3%と続いた。

自動化したい業務は「Web会議などの日程調整」

自動化したい業務は「Web会議などの日程調整」

 RPAの活用を希望する人に「業務が自動化されることで具体的にどの業務を自動化したいですか」と質問したところ、最も多かったのは「Web会議などの日程調整」で62.5%、次いで「勤怠確認」が54.2%、「経費処理」が45.8%と続いた。

 テレワークの浸透により、業務における品質や効率の向上がますます求められることが予測される。定型化された業務を自動化することで、教育コストやマネジメントコストが下がり、事業や業務に集中出来る環境を構築することもできる。

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