転職・退職理由に関する調査 転職理由の4割が「上司、経営者の仕事の仕方」
株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区、代表:小谷匠)が運営する、キャリアや転職に特化したサービス『JobQ』は、社会人及び学生を対象に、「転職理由・退職理由に関するアンケート」および「転職先を選んだ理由に関するアンケート」を実施した。
退職・転職理由1位は「上司、経営者の仕事の仕方」
「退職および転職理由」を調査したところ、最も多かったのは「上司、経営者の仕事の仕方が気に入らなかった」で41%、次いで「キャリアアップしたかった」が34%、「給与が低かった」が28%、「仕事内容が面白くなかった」が28%、「労働時間・環境が不満だった」が27%、「社風が合わなかった」が16%、「昇進・評価が不満だった」「会社の経営方針・経営状況が変化した」がともに13%、「同僚・先輩・後輩とうまくいかなった」が11%と続いた。
他にも、「体調不良」「契約満了のため」「パワハラ」などの声も挙げられた。
転職先を選ぶ理由1位は「自分の成長」
「転職先を選んだ理由」を調査したところ、最も多かったのは「自分が成長できる環境だと感じたから」「経験・スキルが活かせる仕事だと感じたから」がともに44%、次いで「前職より給与が上がったから」が42%、「希望の仕事だったから」が27%、「会社業務・安定性に魅力を感じたから」が24%、「希望の勤務地だったから」が24%、「希望の業界だったから」「休日・休暇が安定して取れる環境だと感じたから」がともに20%、「土日に休める環境だったから」が17%、「前職より労働時間が短かったから」が10%と続いた。
他にも「誘われた」「友人の紹介」など人脈による転職理由も挙げられた。
7割以上が「満足度上がった」
「転職後の、以前の勤め先と比べた満足度」を調査したところ、71%が「満足度は高くなった」、10%が「満足度は低くなった」、17%が「満足度は変わらない」、2%が「その他」と回答した。
満足度が上がった具体的な理由としては、「前職より給与が上がったから」「自分が成長できる環境だと感じたから」、「経験・スキルが活かせる仕事が感じたから」などの声が挙げられた。
一方で、満足度が下がった理由としては「報酬が下がった」「仕事の進め方が合わない」「職場の人間関係が合わない」などの声が挙げられた。
まとめ
今回の調査では、退職理由として「上司、経営者の仕事の仕方が気に入らなかった」という回答が目立った。日々変化している社会情勢の中で、不安を抱えながら仕事をする人もいることを意識しながら、選考の時点で仕事内容の相違などがないよう、互いが納得して採用ができるように努めていくことも重要であろう。
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