請求書処理の自動化を実現する「ABBYY FlexiCapture for Inovoices」日本語の請求書対応が可能に！

　グローバルAI OCRリーディング企業ABBYYの日本法人であるABBYYジャパン株式会社（本社：神奈川県横浜市、代表：小原洋）はAI OCR技術を活用した請求書処理アプリケーション「ABBYY FlexiCapture for Inovoices」において、新たに日本語の請求書に対応したバージョンを2020年9月1日からリリースした。

請求書処理の自動化を叶える

　「ABBYY FlexiCapture for Inovoices」は、AI OCR技術を活用した請求書処理の自動化を叶えるアプリケーションである。人間によるデータ入力と紙ベースでの処理を排除することでヒューマンエラーを防ぎ、コストの削減へとつなげ、業務の効率化を図ることができる。

　今回は、これまで提供していた海外請求書に加えて、日本語請求書への対応も開始した。日々の業務で手入力でおこなっている明細行を含む請求書からデータを確実に読み取ることができ、請求書ごとに読み取り設定を行わなくても、日付や取引先、金額など必要な項目をすぐに抽出することができる。

請求書を伴う支払処理を合理化し効率を高め、コスト削減

　「ABBYY FlexiCapture for Inovoices」は、必要なデータの抽出や検証も含め、迅速で正確な請求書処理を実現する。また、注文書ベースでの請求書処理も簡素化し、請求書に係る業務全般の自動化を促進する。

　製品には主に下記3つの特長がある。
　1、効率性の向上
　手動で行う場合と比較して、処理可能な請求書数が格段にアップ。必要なデータを得るまでの時間も大幅に短縮される。

　2、コストの削減
　手動処理と比較して、効率的にコスト削減をすることが可能。

　3、迅速な処理サイクル
　受領から支払いまで、請求書の処理サイクルを大幅に短縮することが可能。


　また、下記4つの新機能が追加された。
　1、柔軟性に優れ、すぐに導入が可能
　準備や設定に長い時間を要することなく、簡単に請求書処理を自動化することができる。

　2、非定型・可変長タイプの帳票に対応
　ABBYYのFlexiCaptureが元来得意とする、取引先ごとに異なるフォーマットや請求書ごとに変わるページ数など複雑で難易度の高い帳票の読み取りが可能。

　3、ハイレベルの認識精度
　さまざまな受賞歴のある、深層学習と機会学習を活用したABBYY AI OCR技術により、これまでにない認識精度を実現する。複数のAI技術によるアプローチを通じて、極めて複雑なドキュメント内の請求書データを抽出することができる。特に、明細行を持つ請求書に強く、複数ページにまたがる明細や複雑なパターンの明細でも読み取りが可能。

　4、マルチチャンネル入力
　メールやFAXで受信した請求書や、モバイルデバイスでキャプチャした請求書を自動入力することで、紙や電子の請求書処理業務を容易にする。

　

　

まとめ

　請求書処理の効率化やコスト削減は、多くの企業で課題となっている。コロナ禍におけるテレワークの促進などもあり、いかに効率を高め、対応していくかが問われるようになるのではないだろうか。

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