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一般社員と管理職の人事異動における意識調査を実施 最も考慮して欲しいことは「勤務地や勤務時間」

2020.10.07

 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ(本社:東京都品川区、代表:藤島敬太郎)組織行動研究所は、企業に勤務する一般社員と管理職1,192名に「異動とキャリア開発に関する意識調査」を実施した。

一般社員と管理職では「異動」に関する印象が異なる

 「人事異動に関する意識」を調査したところ、一般社員は管理職と比較して、肯定的な印象についての選択率が高く、否定的な印象についての選択率が高い結果となった。人事異動においては、「新しい仕事に携わるチャンスである」、「自分の適性を知るチャンスである」などの肯定的な意見がある一方で、「会社都合による人事異動は受け入れたくない」、「自分自身の描くキャリアを妨げるリスクである」など否定的な意見を持つ人も少なくない。

経験のない分野に携わることで異動をチャンスと捉える人も

 一般社員に対し、「キャリア開発のために人事異動が有効だと感じた経験」を調査したところ、最も多かったのは「過去に経験がない分野の仕事を取り組んだこと」で39.0%であった。次いで「過去に接点のない人々と仕事に取り組んだこと」、「自分のレベルを大きく上回るレベルの仕事に取り組んだこと」などが続き、人事異動が自身のキャリア開発に役立つ気付きをもたらしていると感じている人が多い結果となった。

人事異動、一般社員が考慮して欲しいことは「勤務地や勤務時間」

 一般社員に「人事異動の際に考慮してほしいこと」を調査したところ、最も多かったのは「勤務地や勤務時間などの制約事項」で75.2%、次いで「職務経歴や所属歴など過去の担当職務」、「強み・弱みといった人となり」と続いた。

 一方、管理職に「人事移動において把握したいこと」を調査したところ、最も多かったのは「職務経歴や所属歴など、過去の担当職務」で74.3%、次いで「人事考課歴など、過去の活躍状況」、「強み・弱みといった人となり」と続いた。

一般社員は異動先の上司なども気になっている

 一般社員に「人事異動やキャリア開発のために知りたいこと」を調査したところ、最も多かったのは「異動先で携わる仕事を遂行する上で必要な知識やスキル」で70%であった。次いで「異動先の職場で行われている仕事の進め方」、「異動先の上司の性格特性などの特徴」など、異動先の環境などを事前に知りたいと考えている人が多いとわかった。

まとめ

 今回の調査結果から、一般社員と管理職、それぞれ人事異動に関して認識の大きな差異はなかったものの、肯定的な意見や否定的な意見など様々な考えがあることがわかった。双方の考えや、情報をきちんと共有し、できる限り、納得した状態で人事異動を行うことが必要と言えるのではないだろうか。

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