取引先との交付書類でも安心　シヤチハタ、電子決裁サービス「Shachihata Cloud Business」提供開始

　シヤチハタ株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表：舟橋正剛）は、出社せずに文書の申請や承認が簡単にできる電子決済サービス「パソコン決済Cloud」の機能を拡張し、取引先との書類のやり取りでも安心して使える「Shachihata Cloud Business」を、2020年11月24日から提供開始する。

ニューノーマル時代の新しい働き方

　新型コロナウイルスの感染拡大を受け、社会全体としてデジタル化への移行が進み、仕事の在り方が根本的に見直され、決裁業務も変化している。そこでシヤチハタでは、ビジネスのプロセスを変えることなくデジタル化へと移行できるサービス「パソコン決裁Cloud」を推進してきた。この度、サービス名称を「パソコン決裁Cloud」から「Shachihata Cloud」に変更し、クラウドソリューションの第一歩としてサービスをスタートさせる。

　「Shachihata Cloud Business」は、電子印鑑の持つ可能性はそのままにサービス機能強化を図るため、セキュリティ面の見直しを行い、「ユーザ認証の強化」と「書類の原本性確保」を強化し、社内だけでなく取引先と交わす書類でも利用範囲を拡大することができる。また、車内のみで見せる書類・申請ルートと、社外に送る文書をシステムの中で識別ができる機能を実装した。「Shachihata Cloud Business」には、主に下記3つの特長がある。

　1、セキュリティ強化
　ID/パスワードだけでなく、複合的にユーザー認証を行うことで、より本人性の確証を高めることができる。

　2、リモート署名
　電子署名を付与し原本性を高められる。また、タイムスタンプを付与すれば「存在証明」も担保できる。

　3、ビジネスプロセスそのまんま
　日本の社会では取引先との交付文書にも社内の事前決裁が必要である。社内と社外を識別することで、ビジネスのプロセスを変えることなく、一つのルートで申請ができる。

　【Shachihata Cloud機能別比較表】

　

まとめ

　電子決裁サービスは、ペーパーレス化によるコスト削減や、スムーズな承認作業、文書の不正使用防止などが注目を集めている。社内だけに留まらず、取引先との交付書類でも安心して利用できる決裁サービスである「Shachihata Cloud Business」は、テレワーク時代にますます注目を集めていくのではないだろうか。

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