スモールビジネスの外注業務を効率化 「freeeスマート受発注」無料提供開始
freee株式会社(本社:東京都品川区、代表:佐々木大輔)は、フリーランスなどの外注・業務委託を活用している企業向けに発注作業や請求書の回収を効率化し、やりとりを一元化できるサービス「freeeスマート受発注」の無料提供を2020年12月2日から開始する。
フリーランスの外注管理をスムーズに
「freeeスマート受発注」は、スモールビジネス間の受発注業務を効率化するサービスである。企業とフリーランスがクラウド上において電子データで発注や請求のやり取りを直接行うことで、転記や確認の手間を大きく削減する。
今回は昨年12月から提供されていた「freee受発注サービスβ版」の、UI/UXの全面改定に加え、「自動化機能」を追加し、サービス名称を新たに正式リリースされた。「freeeスマート受発注の主な特等は下記3点である。
1、発注や請求回収などの外注作業を自動化
これまでの外注は「企業側が発注書を作成しメールで送信」、「フリーランスはそれを転記して請求書を作成し送信」という面倒な処理を行なう必要があった。freeeスマート受発注では、「発注内容は電子データでそのままフリーランスに共有」、「フリーランスはデータをそのまま請求に活用」することができるため、転記や確認の手間を大きく削減することができる。
また、「自動化機能」では発注者は発注をするだけで支払通知の送信と会計処理を自動で完了、受注者はそれを確認するだけというフローが実現する。
2、情報漏洩保険の付帯など、安心な取引を実現
発注においては、一定規模以上の企業には下請法が適用される。下請法に準拠した発注が行えるほか、証憑や請求回収までのやり取りの履歴が全て残るため安心して取引を進めることができる。
3、ワンクリックで会計freeeと連携
freeeスマート受発注と会計freeeを連携すると、企業は回収した請求書をシームレスに取引として登録することができる。また、APIを公開しているため、外部システムとの連携を自由に開発することができる。
まとめ
業務の外注化は、人手不足でもコア業務に人員配置を行うことができたり、スキルの高い専門的な人材に業務を依頼することができるなど、企業にとってメリットも多い。また、働き方や価値観の多様化により、個人で働く人は今後も増えることが考えられる。発注作業や請求書の回収を効率化することができる今回のサービスはますます需要が高まるのではないだろうか。
<PR>