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【新卒採用動向調査】22卒学生の内定出しの時期は例年よりも早期化

2020.12.21

 新卒採用に特化したダイレクトリクルーティングサービスを展開する、株式会社i-plug(本社:大阪市淀川区、代表:中野智哉)は、新卒採用を実施している企業を対象に「内定承諾に関するアンケート調査」を実施した。

21卒学生の採用活動の終了目処は「未定」が最多

21卒学生の採用活動の終了目処は「未定」が最多

 2021年卒学生の採用活動を行っている企業に、「採用活動の終了の目処」を調査したところ、最も多かったのは「まだ目処は経っていない」で30.8%であった。次いで「12月」が28.9%、「3月」が13.8%、「1月」が11.9%、「2月」が10.1%、「11月末まで」が4.4%と続いた。2021年1月以降も採用活動を継続する企業が多いことが伺えた。

22卒学生の内定出しの時期は例年よりも早期化

22卒学生の内定出しの時期は例年よりも早期化

 「2022年卒学生の内定出しの時期」を調査したところ、最も多かったのは「2021年2月~5月」で57.3%であった。次いで、「まだ決まっていない」が16.1%、「2021年6~8月」が13.8%、「2021年1月より前」が11.8%、「2021年9月より後」が1.0%と続いた。「まだ決まっていない」という企業もあり、先行きの見えない新型コロナウイルスの感染拡大の影響も考えられる結果となった。

 また、「22卒学生の内定出しの時期は例年から変更はありますか」と質問したところ、「例年より早い」と回答した企業が32.1%と採用活動の早期化の様子が伺える結果となった。

まとめ

 突如として人々の生活を一変させた新型コロナウイルスの感染拡大は収まることなく、最初の感染者発見から1年が経とうとしている。採用活動のスケジュールも大幅な変更が余儀なくされ、今回の調査では2021年卒予定学生の採用を年明けも継続して行う企業が3割以上あることがわかった。2022年卒予定学生の採用も早期化の動きが見られ、長引くコロナ禍における採用活動の動向に注目である。

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