東急グループ、「Concur Travel&Expenses 」の導入開始 間接費業務の改革推進
株式会社コンカー(本社:東京都中央区、代表:三村真宗)の提供する出張・経費管理クラウド「Concur Travel&Expense」をはじめとするSAP Concurソリューションが、東急株式会社グループの間接管理基盤として採用された。
グローバル基準の経費クラウド
2010年10月に設立されたコンカーは、世界最大の出張・経費管理クラウドSAP Concurの日本法人で、『Concur Expense(経費精算・経費管理)』・『Concur Travel(出張管理)』・『Concur Invoice(請求書管理)』を中心に企業の間接費管理の高度化と従業員の働き方改革を支援するクラウドサービスを提供している。
間接費業務の改革推進
東急(株)グループでは、新型コロナウイルス感染拡大によりテレワークが拡大し、グループ全体でペーパーレスを実現するソリューションへのニーズが高まった。また、業務アウトソーシングを活用した新標準業務フローによる業務コスト削減、不正防止機能によるガバナンス強化などを目的に、SAP Concurソリューションの採用を開始した。
経費精算システム「Concur Travel&Expenses 」を導入することで、経費精算や出張手配における申請者・承認者双方の作業時間削減が可能になる。また、モバイルアプリの活用で、時間や場所を問わず経費精算・出張手配をすることができるようになる。他にも以下の各種アウトソーシングサービスの活用で、間接業務のさらなる効率化と可視化を実現する。
【Auditサービス】
規定違反の目視確認と監査代行を行う
【ユーザーサポートデスク】
専門オペレーターが利用者からの問い合わせ対応に対応する
【サービス・アドミニストレーション】
専門担当者がシステムの運用支援と改善提案を行う
【レポーティングサービス】
要望に合わせて分析レポートを作成
■製品と効果領域
まとめ
東急株式会社グループでは、今回のサービス導入によって経費精算申請業務にかかる作業時間を一般社員で48,000時間/年、上長・経理部門では52,000時間/年の削減効果を目指しているという。また、2021年7月を目処にグループの主要5社にも導入していくとしている。企業におけるデジタル化のニーズが高まる中、今後の動向にも注目である。
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