20代女性の意識調査 「成長できる環境」よりも「長く働ける環境」を重視
株式会社学情(本社:東京都中央区/大阪市北区、代表:中井清和)は、20代の仕事観や転職意識を紐解くために「20代女性が転職において重視する点」に関する調査を実施した。
「成長できる環境」よりも「長く働ける環境」が人気
「20代での転職では、成長できる環境と長く働ける環境のどちらをより重視しますか」と質問したところ、「長く働ける環境」と「どちらかと言えば、長く働ける環境」が合わせて58.6%、「成長できる環境」と「どちらかと言えば、成長できる環境」が34.9%であった。
「結婚や出産などライフイベントを経験しても、働き続けられるように、長く働ける環境を重視したい」という声が挙がる一方で、「20代のうちに経験を積んで成長しておきたい」という声もあった。
「完全週休2日制」は長く働けそう
「長く働けそうと思う企業の特徴」を調査したところ、最も多かったのは「完全週休2日制」で76.9%であった。次いで「年間休日120日以上」が68.8%、「土日休み」が60.2%と続いた。
また、「在宅勤務・テレワーク可」は55.4%であった。「在宅勤務・テレワークができる環境があれば、子育てとも両立しやすいと思う」、「場所を選ばない働き方ができるとパートナーの転勤時なども仕事を続けることができると思う」などの声が寄せられた。
研修が長いと「成長できそう」
「成長できそうと思う企業の特徴」を調査したところ、最も多かったのは「教育・研修1ヶ月以上」で58.1%であった。次いで「資格手当あり」が43.0%、「女性の管理職登用実績あり」が41.4%と続いた。具体的には「スキルを身につけてキャリアアップしたい」「ライフイベントを見据えて、20代の内に将来に役立つ資格を取得したい」などの声が寄せられた。
まとめ
今回の調査では、「成長できる環境」よりも「長く働ける環境」を求めている女性が多いことが明らかとなった。人生100年時代と言われる中、働き方や価値観は変化、多様化していることが伺える結果と言えるるのではないだろうか。ライフイベントが男性よりも多いとされる女性が働きやすい環境づくりなどもさらに求められていくであろう。
<PR>