社会人1年目の新入社員にアンケート テレワークや在宅勤務を経験した新入社員は47.3%
株式会社学情(本社:東京都中央区/大阪市北区、代表:中井清和)は、20代の仕事観や転職意識を紐解くため、2020年4月に入社をした社会人1年目の新入社員にアンケートを実施した。
47%がテレワークや在宅勤務を経験
「テレワークや在宅勤務の経験」に関する調査をしたところ、47.3%が「経験した」、52.7%が「経験していない」と回答し、新入社員の半数近くが、テレワークや在宅勤務を経験していることが明らかとなった。「オンラインで研修を受けた後、すぐにテレワークで配属になった」という声も挙げられ、コロナ禍の影響もあってか、入社後すぐにテレワークで勤務をしている人もいることがわかった。
テレワークの課題は「モチベーションの維持」
テレワークを経験したことがある新入社員に、「仕事をする上で不安に感じていること」を調査したところ、最も多かったのは「仕事へのモチベーションを保ちにくい」で70.0%であった。次いで「仕事内容に慣れていない」が57.1%、「上司との人間関係が築けていない」が42.9%と続いた。具体的には「業務外で会話をする機会がなく、人間関係を築きにくい」「質問のタイミングは分からず、分からないことがあっても聞けない」など、社員間のコミュニケーションに課題を感じている人が多いことが明らかとなった。
他にも、「仕事の進め方が分からない」「上司や会社から評価されているか分からない」などの声も挙げられ、入社1年目でテレワークとなると、上司と直接顔を合わせる機会も少なくなるため、様々な不安を抱えていることが浮き彫りとなった。
半数以上が自宅待機や休業を経験
「自宅待機や休業の経験」に関する調査をしたところ、53.3%が「経験した」、46.7%が「経験していない」と回答し、半数以上が入社1年目で自宅待機や休業を経験していることが明らかとなり、コロナ禍の影響が伺える結果となった。
まとめ
新型コロナウイルスの影響を大きく受けた2020年は、多くの企業で入社式や研修の中止、オンライン変更などが余儀なくされた。4月には緊急事態宣言が発令されたことで、入社直後に自宅待機をせざるを得なかった新入社員も多くいたことが伺える。例年とは異なる状況であっても、新入社員が仕事のモチベーションを維持し、安心して働くことができるよう、フォローしていくことが重要と言えるかもしれない。
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