新卒採用年間8,000エントリー、自社説明会に4,000人以上を動員したあつまるが新卒採用の極意を公開
2020年に新卒採用で年間8,000エントリー、4,000人以上を説明会に動員し、九州マイナビランキング1位にも輝いた株式会社あつまる(東京都渋谷区/福岡市中央区、代表:石井陽介)が、15年間新卒採用のPDCAを回して発見した「中小企業が新卒採用を行う上で一番大切なこと」を公開した。
採用のマーケティングを実施
あつまるは、「マイナビ2021人気企業ランキング」においてマスコミ部門で2位、福岡PVランキング1位を獲得している。採用のマーケティングに力を入れている結果と言えるだろう。
■施策の全体像
学生と向き合う
あつまるでは、採用を「雇う」ではなく「家族の仲間入り」と捉え、学生の人生を本気で考え、最高の就職先を提案することを大切にしている。そのため、選考や面談の際に「〇〇業界見た方がいいよ」「もっと大手企業見た方がいいよ」などのアドバイスをすることもあるという。
15年前に新卒採用を始めた当初から、「学生としっかり向き合う」と決め、一人の学生に対して社長や社員が数時間、時には朝まで何日でも話をしている。”人生の真剣に向き合う会社”として口コミが広がり、結果的に集客が増えている状況となっている。今回は、15年間新卒採用のPDCAを回して発見した「中小企業が新卒採用を行う上で一番大切なこと」を公開した。
■”ダイヤの原石”を採用
会社を伸ばすなら、新卒採用におけるターゲットは「どこも欲しがる優秀な学生」だが、あつまるでは今ある能力だけでなく「考え方×熱意×能力」の総合評価が高い、”ダイヤの原石”こそ積極的に採用すべきとしている。
■必ず”社長が出る”
新卒採用においては事業内容よりも、”社長”自ら語る人生観と、ワクワクを共有する未来ビジョンが重要であるとしている。「会社の魅力を一番語れる」「身から滲み出る覚悟のレベルが違う」「TOPが示すビジョンの方が信頼できる」という理由から、人事担当者ではなく”社長”であることに意味がある。
■プレゼン構成は5:1:4
あつまるの60分間の説明会で、事業内容に割く時間は1分。これは学生は今やっていることではなく人生プレゼンに興味を惹かれるからだという。社長の人生観を「過去5、現在1、未来4」で話すことで、親近感を抱かせることができる。
■会場にもこだわる
あつまるが考えるベストな会場は、大きいモニターと良い音響があること。導入で一気に学生を引きつけるためにも、暗転→大音量で動画スタート→明点でいきなり社長が話し出すなどの工夫を行なっている。
■裏ワザ
あつまるでは、従業員発表に対して学生人気投票を実施している。従業員のモチベーションアップにつながることで、プレゼンのクオリティーが上がるという効果もある。
まとめ
新卒採用では、これまで社会人経験のない学生が対象者であるため、学生が本当に求めていることや思考を理解し、戦略的に採用活動を行なっていくことが重要と言えそうだ。
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