電子契約サービス導入企業は3割未満
株式会社マネーフォワード(所在地 :東京都港区、代表者 :代表取締役社長CEO 辻庸介)は、提供するサービスを利用中の企業を対象とした電子契約に関する調査を実施した。
導入状況
電子契約サービスを導入している企業は3割未満となり、多くの企業において未導入であることがわかった。
未導入の理由
電子契約サービス未導入の主たる要因がなにか尋ねたところ、「紙での締結を求められることが多い」が4割を超え1位となった。2位は「どのサービスがよいかわからない」、3位は「契約締結がほとんどない」で、どちらも3割を超える結果となっている。ほかに、「導入のために割けるマンパワーがない」、「予算がない」といった声も挙げられた。
導入の理由
導入の目的について質問すると、9割近くが「業務を効率化するため」と回答し最多となった。次いで「コストの削減のため(印紙税、郵送費等)」が約7割、「保管場所が不要となるため」が約5割、「ガバナンス強化のため」が約1割で続く結果となっている。
導入済企業の状況
電子契約サービスを導入していると回答した企業については、7割以上が契約関連業務の効率化を実感しているにもかかわらず、現状の電子契約サービスに満足している企業は3割程度と低い。導入後も紙の契約書が全契約の過半数を占める企業が3割を超えていることがひとつの原因とも考えられる。
求める機能
電子契約サービスに求める機能としては、未導入・導入済を問わず「紙も含めた締結後の契約を一元管理する機能」と回答する企業が6割を超え最多となった。次いで「契約書の作成、ドラフティング機能」、「契約管理のアラート機能」がそれぞれ4割超、さらに「ワークフロー機能」、「支払い・会計システムとの連携機能」が3割超えで続いた。
マネーフォワード クラウド契約
契約のワークフロー申請から契約締結・保管をクラウド管理できる電子契約サービス。今回の調査の結果、電子契約サービスに求める機能として最も要望の高かった「紙も含めた締結後の契約を一元管理する機能」を、既に実装している。また、閲覧権限の管理や契約書検索・管理(更新時期の視覚化)などの機能も備わっている。
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調査概要
実施時期 :2021年5月18日~5月25日
調査対象 :『マネーフォワード クラウド』利用企業
調査手法 :インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:735
まとめ
ニューノーマル時代に向けて、今後ますます浸透してくるであろう電子契約サービス。自社の状況に合わせて導入を検討してみてはいかがだろうか。
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