23卒理系学生の6割「キャリアのロールモデルが身近にいない」

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐)が運営する、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、同サービスに登録する2023年卒業・修了予定の理系の大学生・大学院生を対象に、就職活動や卒業後のキャリアに関する調査を実施した。
6割が「キャリアのロールモデルが身近にいない」

身近にロールモデルとなりそうな社会人の先輩がいるかを聞いたところ、6割が「いいえ」と回答した。その理由として、「ゼミや知人以外で探す方法がわからない」(48%)が最多となった。
学生が話を聞きたい社会人は?

さらに、卒業後のキャリアを考えるにあたって話を聞きたいのはどんな社会人かを聞いたところ、「専攻や研究に関係のない分野に進んだ社会人」(87%)がトップとなった。また、「転職経験のある社会人」(77%)、「育児とキャリアを両立している社会人」(74%)なども関心が高く、学生がキャリアプランやライフステージの変化などに関しても話を聞きたいと考えていることが明らかになった。
96%が「就職活動と学業の両立は負担がある」と回答

また、就職活動と学業の両立に対する負担を聞いたところ、96%が「就職活動と学業の両立への負担がある」と回答し、全体の半数が「かなり負担がある」と比率が高くなっている。
大学にサポートしてほしいキャリア支援
学生が大学にサポートしてほしいこととして、「大学を介したOB/OGとのつながりの機会」「多様なロールモデルを示してほしい」などが多く挙げられている。
調査概要
対象:ビズリーチ・キャンパスに登録する、2023年卒業・修了予定の理系学部の大学生・大学院生
調査期間:2021年10月14日~10月18日
有効回答数:223件
種別:大学生26%、大学院生74%
株式会社ビズリーチについて
「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズ、などを展開している。
まとめ
今回の調査では、学生の多くが多様なロールモデルに話を聞きたいと考えていることがうかがえる結果となった。しかし、多くの大学では、研究室出身のOB/OGとの繋がりが中心となる。大学がその後の仕事に直結する学びの場であるという認識を持つことが重要だろう。
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