【中小企業「電子署名の導入」実態調査】導入企業は「業務効率化ツール」として評価
スターティアホールディングス株式会社(本社:東京都、代表:本郷秀之)は、スターティア株式会社(本社:東京都、代表:笠井充)の100%子会社であるC-design株式会社(本社:東京都、代表:川島雄太)において、中小企業の「電子署名の導入」に関するアンケート調査を実施し、まとめたことを発表した。
調査概要
期間:2021年9月9日(木)~9月16日(木)
方法:インターネット調査
対象:全国の従業員数300名以下の中小企業に勤める1,014名
内容:中小企業の「電子署名の導入」実態調査 (C-design調べ)
電子署名の導入率
「お勤め先で電子署名サービスを導入していますか?(n=1,014)」と尋ねたところ、「導入している」の回答はわずか18.0%(183人)に留まる結果となった。
未導入も「興味がある」38.0%
「電子署名サービスを導入していない」と回答した方へ「電子署名サービスには興味がありますか?(n=758)」と尋ねると、「興味がある」の回答は38.0%(288人)、「興味がない」は38.8%(294%)、「わからない」が23.2%(176人)となった。
導入しない理由
「電子署名サービスを導入していない」と回答した方へ、「その理由について最もあてはまるものを最大3つまで教えてください。(n=758)」と尋ねたところ、1位「契約書の枚数が少ないから」23.2%(208人)に続き、「取引先から紙で締結を求められるから」19.2%(172人)、「導入するメリットがわからないから」15.0%(135人)という結果になった。
導入企業が評価していること
「電子署名サービスを導入している」と回答した方へ、「電子署名サービスを導入して評価していることとしてあてはまるものを最大3つまで教えてください。(n=183)」と尋ねると、1位「業務効率化」22.4%(80人)、2位「業務負担の軽減」21.8%(78人)という結果になった。
まとめ
調査結果から、中小企業(従業員数300名以下)では、電子署名サービスは「業務効率化」、「業務負担の軽減」をするツールとして高く評価されているものの、導入率は2割以下に留まっていることがわかった。電子署名サービスの導入率が低い背景には、上位に「契約書の枚数が少ない」や「取引先から紙で締結を求められる」が挙げられたことから、中小企業では、電子署名サービスを活用する機会がまだ少ないと考えられる。
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