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三井不動産、シェアオフィスで業界や企業の枠を超えて「サステナブル」に取り組むプロジェクトを開始

2021.12.03

三井不動産株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長:菰田正信)は、同社が展開している法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」において、「Sustainable Workstyle Lab」プロジェクトを開始した。

『はたらく』にもっと、サステナブルを

「Sustainable Workstyle Lab」プロジェクトにおいては、シェアオフィスという場を介し、業界や企業の枠を超えて会員企業がサステナビリティについて学び、体験し、発信できる機会を創出することで、社会的に大きな課題となっているサステナビリティ推進について、ワークスタイリングがハブとなって会員や会員企業の取り組みに寄与することを目指すという。

コンセプトは“『はたらく』にもっと、サステナブルを”。「Sustainable Workstyle Lab」では、「コミュニティ」「トークライブ」「体験展示」の3つの軸で企画を実施する。

①コミュニティ

個社内では得られないサステナビリティについての「出会い」や「学び」を求める会員企業同士が、業界や企業の枠を超えてつながり、連携し、サステナビリティ推進に向けた課題解決やアイデア発想に取り組むワークスタイリング会員企業コミュニティ「Sustainable Workstyle Community」を立ち上げる。

【活動内容】
・メンバー各社のサステナビリティ推進に関する課題や事例の共有
・メンバー間のディスカッション、アイデア発想に基づいたアクションプランの作成、実行
・「Sustainable Workstyle Lab」企画のディスカッション
 (体験展示やトークライブの内容、ワークスタイリング運営のサステナビリティ・シフトについて)
・サステナビリティについての情報共有全般
【頻 度】
・月1回の定例ミーティング
・テーマに応じた分科会の開催
【期 間】6ヶ月間を1タームとして活動
【参加者】ワークスタイリング会員企業の約10社(各社1名)からスタート
【参加費】無料

②トークライブ

「サステナブルな『はたらく』の未来を考える」をテーマに、サステナビリティ分野の第一線で活躍する有識者を招いたトークライブを毎月開催。

「持続可能なワークスペース」「世界の最前線の取り組み」「身の回りで一個人としてできること」など、様々な角度からサステナビリティについて学び、考え、行動を起こすきっかけを提供する。

<第1回:オフィスのサステナビリティとゼロ・ウェイスト認証>
【日 時】 2021年12月2日(木)  19:00~20:30
【定 員】 制限なし(ワークスタイリング会員のみ)
【会 場】 オンライン
【登壇者】 津田賀央氏(富士見 森のオフィス)
      松田裕多氏(富士見 森のオフィス)
【参加費】 無料

③体験展示

③体験展示

サステナビリティに配慮した最先端のプロダクトに触れることができる体験展示を、11月よりワークスタイリング拠点内で実施している。プロダクトは、「食」「ものづくり」「まちづくり」など、毎月設定するテーマに沿って選定。日々の業務に取り組みながらさまざまな世界のアイデアを体験することができる。

※大型拠点(ワークスタイリング日本橋三井タワー等)で実施予定

◆体験展示一例(テーマ:「食」)
廃棄される野菜や穀物などを原料とした製品や、食品ロス削減につながる商品など、「食」にかかわるサステナブルなプロダクトを紹介する。

オフィス運営においてもサステナビリティ・シフト

さらに、ワークスタイリングでは、オフィス運営においても「レス・プラスチック」「レス・ウェイスト」「ウェルビーイング」を3本柱として、サステナビリティ・シフトを図っていくという。

・脱(レス)プラスチック
プラスチック製品の使用をできる限り削減する。

・ゼロ(レス)・ウェイスト
備品などをリユーサブルなものに変更し、拠点から出るごみを削減する。

・ウェルビーイング
リラックス、集中できる空間を提供。

2015年の国連サミットでSDGsが採択された後、「サステナブル」という言葉はもはや日本語としてそのまま通じるくらいに普及した。サステナブルは生活者ひとりひとりの心がけにとどまらず、企業の社会的責任やブランド価値向上の文脈でも重要な意味を持っている。

サステナブル推進に取り組む企業も増えているが、まだまだ新しい取り組みとしての位置付けであり、明確な「正解」はないのが現状だ。シェアオフィスという場で企業や業界の枠を超えて学びあうことで、単独では得られなかった発見や気付きが生まれることに期待したい。

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