【企業の研修担当に聞いた研修での悩み】現場で活かせる研修を行うためには何が必要?
eラーニングシステム『learningBOX』を運営する株式会社龍野情報システムは、企業の研修担当者を対象に、「人材教育についての悩み」に関する調査を実施した。
企業研修の現状
「社内研修と外部研修、どちらが多いですか?」と質問したところ、『社内研修のみ(38.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『社内研修の方が多い(38.1%)』『外部研修の方が多い(11.2%)』『どちらも同じくらいである(9.9%)』『外部研修のみ(2.3%)』と続いた。
毎年研修内容変更しているのは6割
「研修の内容は毎年変更していますか?」と質問したところ、『はい(67.1%)』『いいえ(32.9%)』という回答結果になった。
変更しないと回答した企業が3割以上いるものの、7割近くの企業は、毎年研修内容を変更しているようだ。
続いて、「研修内容を毎年変更する必要はあると思いますか?」と質問したところ、『まあそう思う(52.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『とてもそう思う(29.3%)』『あまりそう思わない(16.2%)』『全くそう思わない(1.9%)』と続いた。
現場で最も多い悩みは“モチベーションの低さ”
「実際の社員教育や研修の現場において苦労していることを教えてください(上位3つまで)」と質問したところ、『研修を受ける社員のモチベーションの低さ(39,9%)』と回答した方が最も多く、次いで『研修後の成果を把握しきれない(31.1%)』『研修のための人材育成、教育に手が回らない(28.3%)』と続いた。
どんな取り組みをしている?意義のある研修を行うためには
「研修で得た内容を現場で反映できる環境づくりのために必要だと思うものを教えてください」と質問したところ、『充実した教材・研修プログラム(20.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『定点での経過観測(19.1%)』『現場の研修に対する理解と連携(16.8%)』と続いた。
調査概要:「人材教育についての悩み」に関する調査
【調査期間】2021年10月29日(金)~2021年10月30日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,011人
【調査対象】企業の研修担当者
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
まとめ
今回の調査結果を見ると、その場しのぎの内容ではなく、今後に活かせるような研修とするためには、内容を熟考する必要性がありそうだ。
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