キャリアガーデン人気職業ランキング2021年 - 検索数TOP100を発表

職業情報サイト「キャリアガーデン」を運営する株式会社ノードプレース（本社：東京都渋谷区、代表取締役：吉田 友和）は、サイト内検索クエリの調査を行った。

2021年職業名検索ランキングの動向

2021年検索人気上位ランキング（上位20位まで）の結果は、表の通り。1位から30位は、例年上位にランクインする職業が多く集まっているが、いくつかの変化も見られた。

・新たに「ユーチューバー」「イラストレーター」「美容師」がトップ10入り
・100位までのランキング全体ではゲームに関連する職業の順位が上昇
・最も順位の上がり幅が大きかった職業は、「農家」（前年100位→40位）

※100位までのランキングはこちら

職業名検索ランキングの推移＜上位10位＞

2021年検索人気ランキング推移は、やや動きが見られる。

1位は「教師」となっており、「教師」がトップになるのは、本調査を開始した2013年以降で初めてだ。ただし「教師」には「小学校教師」「中学校教師」「高校教師」といった複数の教員関連クエリの合算のため、例年検索数が多くなる傾向にはある。

これまでの調査で常に2位以上をキープしていた「看護師」は、今回は3位になった。

「ユーチューバー」「イラストレーター」「美容師」は初めてトップ10入り。一方、「管理栄養士」が前年9位から12位へ、「理学療法士」が前年10位から23位へと順位を下げた。

2021年に検索数が上昇した職業は？

今回の調査では、「ユーチューバー」が初のトップ10入りを果たした。ユーチューバーは、2019年にランク外から初めて99位にランクイン。以後、15位→8位と年々順位を上げており、職業としての認知度が年々高まっていると考えられる。

また、「イラストレーター」（前年14位→9位）、漫画家（前年47位→27位）、「アニメーター」（前年84位→51位）と、絵を描く仕事の人気も上がっている。

スポーツ関連では、「プロ野球選手」（前年70位→18位）と「サッカー選手」（前年30位→21位）の順位がアップした。

「歌い手」「アイドル」「声優」など、芸能関連の職業も安定した人気を誇っている。

「医師」は前年同様に4位だったが、その他の医療・リハビリ・福祉系職業の順位の低下が目立った。

調査概要

調査対象： キャリアガーデン訪問ユーザー
調査期間： 2021年1月1日〜2021年12月31日
調査方法： インターネット調査（サイト内検索クエリ）
調査クエリ数：225,816

まとめ

調査結果からは、人々の職業に対する興味や関心の移り変わりは、少なからずその年の時勢を反映していることがわかった。

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