AI搭載型のチャットボット「KUZEN(クウゼン)」をLIFULLが導入

株式会社コンシェルジュ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:太田匠吾)は、株式会社LIFULL(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志)に、ノーコードで開発できるAI搭載型のチャットボットサービス「KUZEN」を提供し、社員からの経理や労務に関する質問への対応をチャットボットにした結果、社員からの問い合わせ対応時間を1年間で2,199時間以上を削減したことを発表した。
導入の背景と成果

株式会社LIFULLでは、バックオフィス業務に関する情報が集約されておらず、管理本部の役割を担うグループ経営推進本部や人事本部、情報システム部等の担当部門がそれぞれで業務を管理し、各部門から社員へアナウンスをしていたため、『必要な情報がどこにあるかがわかりづらい』という課題があった。
このような課題を解決するために、同社は2019年に社員からのバックオフィス業務に関する問い合わせに自動回答するAI搭載型のチャットボットサービス「KUZEN」を導入した。これにより、社内のバックオフィス業務に関連するナレッジは集約され、社員はチャットボットに質問することで回答を得ることが可能となり、バックオフィス担当者の問い合わせ対応負荷は削減された。
リモートワーク下でのチャットボット活用による生産性向上の実現
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、感染防止策としてリモートワークや直行直帰など企業内で新しい働き方が浸透したことから、社内業務のあり方自体が変わった。LIFULLは2019年にいち早くチャットボットを導入し社内問い合わせ対応の自動化を推進していたため、リモートワーク下でも非対面で社員からの問い合わせに適切に対応することができた。その結果、直近の1年間で2,199時間の問い合わせ対応時間の削減を実現した。
リモートワーク下ではフェイスtoフェイスのコミュニケーションができないため、特に入社直後から在宅勤務となる新入社員は気軽に質問できる先輩がいない、社内の誰に質問すればよいかわからないという状況が発生する。
そのような状況下で質問が発生した場合は、まず「社内チャットボットに聞く」という選択肢が出来たことで、分からないこと・困ったことをすぐに解決することが可能となった。
これまで社内問い合わせに対応していた担当者の時間は、より付加価値の高い業務に割り当てられるなど、問い合わせをする側も受ける側も双方の生産性向上にも寄与する形となった。
まとめ
バックオフィス担当者の問い合わせ対応負荷を軽減できれば、より付加価値の高い業務に取り組む時間を増やすことが可能となる。ツールの活用を検討してみてはいかがだろうか。
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