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FRONTEOがリスク発見や予測に活用する新AIソリューション「WordSonar」を提供開始

2022.02.21

株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下 FRONTEO)は医療領域で活用実績のある自社開発AIエンジン「Concept Encoder(商標:conceptencoder、読み:コンセプトエンコーダー)」をビジネスインテリジェンス領域で活用する新AIソリューション「WordSonar(商標出願中、読み:ワードソナー)」を発表。その第一弾として、建設・製造現場の安全対策に関するリスク発見や予測を行うAIシステム「WordSonar for AccidentView(商標出願中、読み:ワードソナーフォーアクシデントビュー)」の提供を開始した。

WordSonar for AccidentView

WordSonar for AccidentView

建設・製造企業の保有する日報や作業報告書、事故報告書などの膨大なテキストデータを Concept Encoderを使って一元的に集約・解析し、把握・活用しやすい形式で提示するAIシステム。従来のテキストマイニングや画像解析では適切なタイミングでの特定が困難だった作業現場の危険要因を察知し、事故を発生の数日前に予測する。大量のデータをAIが分析することで、現場管理者や作業者のリスクアセスメントや日報の確認・集計作業の負担の軽減に加え、個人の主観や知識の影響を受けない客観的かつ網羅的なリスク判断が可能となる。また、現場の状況の変化に対応したリスクレベルの評価、作業者に対する適切な注意喚起、予測精度の継続的な向上を実現する。

Concept Encoderは、FRONTEOの第2のAIエンジンとして2018年に開発され、現在、ライフサイエンス領域において、診断支援や入院患者の転倒転落予測、創薬支援などに広く用いられている。同エンジン搭載ソリューションの1つである転倒転落予測AIシステム「Coroban」は、電子カルテに記載された看護記録を解析し、転倒転落の可能性のある患者をその発現の7日前に予測するもので、リスク評価精度の高さと転倒転落予防の実効性が評価され、現在、病院を中心に導入が進んでいる。

FRONTEOは、同製品などを通して培った、AIによるテキスト解析によるリスク評価の技術とノウハウを応用し、多様な領域におけるリスク発見・予測や事故予防のニーズに対応するソリューションの展開を図る。

まとめ

建設・製造業界では、労働人口が減る一方で死傷災害の発生件数は年々増加しており、実効性のある労働災害防止や安全対策の実施が急務となっている。本システムはこうした建設・製造業界の課題を解決へと導くものになるだろう。

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