掲載希望の方 オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

新型コロナウィルス流行による影響を受けた方を対象に就労移行支援事業所が「オンライン就労支援Re-mo」を無料開放

2022.03.10

株式会社デザインマインドカンパニー(本社:東京都品川区西五反田一丁目13番7号 マルキビル3F、代表取締役:松田 一樹)は、障害者総合支援法に基づく就労移行支援事業所「ジョブサ」のノウハウを活かし開発中の学習システム「Re-mo」を新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けた障害者や学生などを対象に無償で公開することにした。

Re-mo

従来の資格取得を目的とするe-learningではなく、就労を目的とした新しいサービス。受講対象は、障害者、ひきこもり、グレーゾーン(その傾向はあるが診断が付かない)と呼ばれる日常生活に困難をお持ちの方、学生などの幅広い層へサービス提供を想定している。

プログラムは、誰でも分かりやすいよう工夫されたオンデマンドコンテンツでPCスキルトレーニングの他、コミュニケーションスキルトレーニング、業務トレーニング、ストレスケア、就職準備などのコンテンツが用意されている。

オンライン就労支援「Re-mo」開発の経緯

就労支援事業の事業環境は、新型コロナウィルスの流行により厚生労働省より2020年4月7日付の事務連絡にて「利用者の状況や家族の状況を踏まえ、可能な場合には通所を控えていただくことによりサービスの提供を縮小するなど感染拡大防止のための対応を検討した上で、支援が必要な利用者に対する支援が提供されるようにすること。」と連絡があったことから、支援方法が大きく変化した。

上記、事務連絡をふまえ、当社でも従来の通所型のサービス提供から、一般企業における在宅勤務やテレワーク同様に、3密を避けながら、障害者が在宅で就労支援が受けられるようオンデマンドコンテンツの作成やLive配信などオンライン化を進めてきた。

新型コロナウィルス流行前の就労移行支援事業では、毎日通所することが求められていたため、多くのユーザーは事業所から半径5km以内に居住する方だったが、就労移行支援のオンライン化がNHK等のメディアで取り上げられたところ、新たなニーズの発見に至った。

しかし、一方で就労移行支援事業における在宅訓練の提供には、月1回の対面による支援というルールがあるため、サービス提供が難しい状況にあった。

そこで同社は、アフターコロナの働き方を見据えた取り組みとして、一般企業に就労したい方を対象に誰もが今いる場所で学べるe-learningに、就労移行支援のノウハウを組み合わせた新サービスとして、オンライン就労支援「Re-mo」の開発を行った。

まとめ

働き方の多様化が進む中、就労支援にも新しい風が吹いているようだ。このような選択肢は今後ますます増えてくるかもしれない。

<PR>