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転職サービス「doda」ITエンジニアの関心事とキャリアに関する調査を実施

2022.03.14

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:喜多 恭子)は、1,500人のITエンジニアの方を対象に、IT業界の技術トレンドや環境変化の捉え方、現在の業務でのやりがいや不安、およびキャリアに関する意識について調査を実施した。

調査結果サマリー

調査結果サマリー

◆IT業界トレンドのうち、ポジティブに受け止められているのは、「リモートワークの広がり(計75.7%)」等の働き方に関する項目と「クラウド化の進化(計65.0%)」等の技術面が並ぶ
◆IT業界トレンドでネガティブに捉えられているのは、「ITエンジニア人材の不足(計43.7%)」「終身雇用制度の衰退/人材流動化の加速(計21.3%)」「能力主義の台頭(計14.2%)」など
◆やりがいを感じる項目のトップ3は、「高い給与」「顧客からの感謝」「自分のスキル向上」
◆不安に感じる項目のトップ3は、「給与面」「自身のスキル停滞」「業務量」
◆全体で3割以上のITエンジニアが、1年以内での転職を検討している(決定含む)。B to C領域ITエンジニアにおいては、4割に迫る

ITエンジニアの現状と調査背景

ITエンジニアの現状と調査背景

経済産業省がDX化への取り組みの重要性を訴え2018年に提言した「2025年の崖」を背景に、企業のITエンジニアの求人ニーズは高まりをみせている。求人数も、2019年に新型コロナウイルス感染症の影響で一度落ち込むものの、他職種よりもいち早く回復し、以降も右肩上がりに増加している。また、IT化・DXに取り組む企業の広がりによる産業構造の変化を一因として、ITエンジニアの異業種/職種転職の割合も年々拡大するなど、転職市場全体の変化も見られる。

さらに、ITエンジニアが求められる領域は拡がりを見せる一方で、中長期的な動向として海外からのITエンジニア採用も増えるなど、取り巻く環境も刻々と変化している。そこで、「doda」では、ITエンジニアは現状をどのように捉え、その上で自身のキャリアについてどのように考えているのかを明らかにするため、本調査を実施した。

調査概要

・対 象 者:20~39歳、従業員数10名以上の民間企業・政府機関・自治体・団体に勤務するITエンジニア
・集計対象数:1,500人
・調査手法:インターネット調査
・調査期間:2022年2月10日~2月13日

まとめ

人材の流動化を『現状に閉じる必要のない変化の可能性』と好機に捉えることが、これからのキャリア形成における足掛かりとなるのではないだろうか。