【2022年 Z世代のD&I意識調査】職場の選択において、D&Iに消極的な企業には50%がネガティブイメージ

虐待問題に取り組んでいる株式会社RASHISA(本社:東京北区、代表取締役:岡本翔)は、18歳〜24歳(Z世代)のダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)に対する意識や、就職や働き方に関する価値観を知るため、オンラインアンケート調査『Z世代のD&Iと働き方に対する意識調査』を実施した。
多様性やマイノリティに対する関心について

特に関心度が高いものは「LGBTQなどの性的マイノリティ」、続いて「発達障がい」をはじめとした障がいに関連するもの、ヤングケアラーなどが挙げられた。
自身や身近な人で当てはまるマイノリティ性として、「LGBTQなどの性的マイノリティ」、「発達障がい」、「女性、フェミニスト」、その他の障がいが上位に挙げられた。
Z世代が多様性に関する情報を得る媒体は、「Twitter」58%、「Instagram」41.3%、「Webメディア」39.3%、「YouTube」34%が上位に挙げられた。
Z世代の就活・職場選びの価値観について

Z世代の就活・職場選びの軸として「やりがい」69.3%「成長できる環境」66.7%「フラットで風通しのいい社風」54.7%「多様な働き方、マイノリティ性が認められる」52.7%が上位に挙げられた。
自身のマイノリティ性と働き方に対して、不安を感じているのは20%ほど。理由として多く上がったのは、「障がいに対する配慮方法」についてや、「女性差別」への懸念。
D&Iに積極的な企業と、消極的な企業に対する印象の比較

D&Iに積極的な企業に対して「働きたいと思う」「好感を持てる」と回答したのは94.6%で、大多数がポジティブな印象を抱くことがわかった。
D&Iに消極的な企業に対して「働きたくないと思う」「好感を持てない」と回答したのは54.6%で、過半数がネガティブな印象を抱くことがわかった。
希望の職種・業界であれば、年収が50万円下がったとしても、68.7%が「D&Iに積極的に取り組んでいる企業で働きたい」と回答した。
調査概要
調査方法:インターネットによるアンケート
調査期間: 2022年2月28日~3月6日
調査対象:18歳〜24歳の学生
有効回答数:149名
まとめ
多くのメディア、SNS上でも多様性に関する発信や取り組みが増える中で、Z世代は企業選びについてもD&Iへの積極性をより重要視する傾向が明らかになった。採用活動の参考にしてみてはいかがだろうか。