女性の働き方とヘルスリテラシーに関する調査 vol.2

転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：瀬野尾 裕、以下パーソルキャリア）は、女性の働き方とヘルスリテラシーに関する調査を実施し、第2弾の結果をまとめた。

ヘルスリテラシーが最も高い女性グループは「仕事に満足している」割合が62.2%

仕事に満足しているかどうかを質問したところ、ヘルスリテラシーが最も低いグループの「仕事に満足している」割合が37.5%に対し、ヘルスリテラシーが最も高いグループの割合が62.2%となった。

また、ヘルスリテラシーが最も高い女性グループの「仕事における自己決定感を持つことができている」割合は39.1%、最も低いグループの同割合は19.3%となった。

また、「“はたらく”喜び・楽しみを感じている」と回答した女性はヘルスリテラシーが最も高いグループで48.0%、最も低いグループで24.4%だった。

個人の目標達成度について

ヘルスリテラシー度が最も高いグループの71.1%が自身の目標を達成していると回答した。その一方で、ヘルスリテラシー度が最も低いグループの「個人の仕事において目標を達成している」割合は42.9%だった。

調査概要

調査期間：2022年1月6日
調査対象：20～59歳
会社役員、正社員、契約社員、公務員・団体職員いずれかの雇用形態で働く現職中の女性 3,200名
調査方法：インターネットによるアンケート回答方式 ＊2020年労働力調査結果に基づき、ウェイトバック集計を実施

パーソルキャリア株式会社

本社所在地：東京都千代田区丸の内2-4-1　丸の内ビルディング27階
代表者名：瀬野尾 裕
資本金：11億2700万円
設立：1989年06月

まとめ

今回の調査結果から、ヘルスリテラシーを身につけることで仕事に対する満足度や自己決定感、また”はたらく”の喜び・楽しみといった、社員のワークエンゲージメントが高められる可能性があることが分かった。この結果を踏まえ、社員のワークエンゲージメントを高めるうえで、さらにウェルビーイング経営の観点からも、ヘルスリテラシーの習得支援を行うことは、有効な手段の一つだと考えられる。また取り組みを行う企業が増えることで、女性社員の業務パフォーマンスが向上し、企業活動の社会的インパクトが生まれる可能性も秘めていると考えられる。こうしたことから、女性に関するヘルスリテラシー向上は非常に重要な経営テーマだと言えるのではないだろうか。