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【Indeed】高年齢層の仕事探しの状況を調査「70代」での検索が5年間で50倍以上に!

2022.04.14

求人検索エンジン「Indeed (インディード)」の日本法人であるIndeed Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:大八木 紘之、以下Indeed)は、高年齢層の仕事探しの状況について、検索動向調査を行ったと発表した。

概要

2021年4月1日に施行された改正高齢者雇用安定法により、65歳から70歳までの労働者の就業機会を確保するために、事業主に対し「70歳までの定年引上げ」「70歳までの継続雇用制度」などの措置を講ずる努力義務が新設された。また、2022年4月より、年金制度改正法等の施行により年金制度の一部が改正され、繰下げ受給の上限年齢が引上げられた。これらの環境変化に伴い、働く高年齢層が増えていくと考えられる。そこで、高年齢層の仕事探しがどのような状況にあるか、2017年2月から2022年2月の過去5年間を対象に、Indeed上での仕事検索状況を調査した。

仕事検索動向 調査結果

【注】本データは、2017年2月〜2022年2月における仕事検索数100万件あたりの各月の平均推移を示したものであり、実数字ではない。

■「70代」の仕事検索数は5年間で53.7倍に増加​
「70代」をキーワードとした検索数は、この5年間で大きく増加している。2017年2月と2022年同月を比較すると53.7倍となっていることがわかった。前年同月比で最も大きく増加したのは2018年11月で6.8倍だった。前年同月との比較においては毎月検索数が伸び続けており、この5年間で70代の仕事探しの需要が急激に高まったことが伺える。​

■「60代」の仕事検索数は5年間で7.9倍に増加
「60代」をキーワードとした検索数も、「70代」よりは控えめながらも増加傾向がみられた。2017年2月から2022年同月にかけては7.9倍となっています。前年同月比で最も検索数が伸びたのは、2019年1月で2.3倍だった。

調査概要​

・調査主体:Indeed Japan株式会社
・調査期間:2017年2月1日〜2022年2月28日
・調査対象:Indeed上で行われた「60代」「70代」のそれぞれのキーワードを含めた検索
・調査方法:日本における全仕事検索数に対する各キーワードの検索割合(100万件あたりの検索数)を月別平均で算出

まとめ

実体験として、高齢であることを理由として仕事がなかなか見つからないと感じている方が多い様子が伺える調査結果となった。そういった経験から、自分の年代でも採用されやすい仕事をみつけたいと考え、「70代」「60代」といったキーワードで仕事を探す人が増えているものと考えられる。