大企業人事担当者の8割以上が「コロナ禍でメンタルヘルスケアの必要性」を実感

株式会社メンタルヘルステクノロジーズ（所在地：東京都港区、代表取締役：刀禰真之介、以下メンタルヘルステクノロジーズ）は、従業員数1,000名以上の企業の人事担当者106名を対象に、「大企業における産業医活用」の実態調査を実施した。

調査概要

調査概要：「大企業における産業医活用」の実態調査
調査方法：インターネット調査
調査期間：2022年3月30日〜同年4月1日
有効回答：従業員数1,000名以上の企業の人事担当者106名

新型コロナ流行以降「休職者や離職者の増加」を実感67.0%

「Q1.あなたのお勤め先では新型コロナ流行以降、休職者や離職者が増加したと思いますか。」と質問したところ、「かなりそう思う」が33.0%、「ややそう思う」が34.0%という回答となった。

産業医を活用したメンタルヘルスケアの必要性

「Q2.現在コロナ禍において、産業医を活用したメンタルヘルスケアの対応の必要性が高まったと思いますか。」と質問したところ、「かなりそう思う」が43.4%、「ややそう思う」が42.5%という回答となった。

73.6%「産業医への素直な相談は難しいと思う」と回答

Q2で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q3.人事担当者として、産業医への素直な相談は難しいと思いますか。」と質問したところ、約7割が難しいと回答した。

産業医への相談のハードル「気軽に相談できる関係構築ができてない」最多

Q3で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q4.産業医への相談のハードルや障壁があれば教えてください。（複数回答）」と質問したところ、「気軽に相談できる関係構築ができてない」が最多となった。

32.0%が、現在契約している産業医に満足しておらず

「Q6.あなたの現在契約している産業医への満足度を教えてください。」と質問したところ、約3割が満足していないと回答した。

産業医への不満「具体的対応策の助言がない」が最多

Q6で「あまり満足していない」「全く満足していない」と回答した方に、「Q7.産業医への不満がある理由を教えてください。（複数回答）」と質問したところ、「具体的対応策の助言がない」が76.5%で最多となった。

大企業人事担当者の約8割が「産業医の切り替え」を検討

Q6で「あまり満足していない」「全く満足していない」と回答した方に、「Q9.あなたは現在の産業医を別の産業医に切り替えたいと思ったことはありますか。」と質問したところ、約8割が産業医の切り替えを検討していることがわかった。

まとめ

産業医の有り方もウィズコロナとして進化する必要があり、企業にとっての産業医の活用方法、そして、産業医の提供する価値が今、問われているのではないだろうか。