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【iDA人材紹介ニュース vol. 9(2022年5月度調査)】専門職系の求人はコロナ前以上に!

2022.05.30

ファッション・ビューティー業界に特化した人材紹介を行う株式会社 iDA(アイ・ディ・エー、以下iDA / 本社:東京都渋谷区、代表取締役:堀井謙一郎)は、2022年5月度の調査としてファッション・ビューティー業界におけるコロナ前の2020年1月から2022年4月までの正社員転職市場動向と、非正規雇用での職種別の求人傾向をまとめた。

全業種においては多くの職種がコロナ前の水準へ

政府統計(※)を用いて全業種の近年のコロナ禍における求人傾向を確認すると、コロナの影響でいずれの職種も大きく減少しているものの、2022年3月時点においては全職業系で0.97と殆どコロナ前の水準に戻ってきていることがわかる。特に企業活動として大きな割合を占める事務的職業は2022年に入り急伸している。しかしながらその一方で「販売の職業」においては0.81と依然として回復が遅い傾向にある。

出典:厚生労働省 一般職業紹介状況(職業安定業務統計)より

​​ファッション・ビューティー業界における求人傾向

​​ファッション・ビューティー業界における求人傾向

同社の転職サイト「MyBRANDS.jp」、また販売職を主とした人材派遣業を営む事業部において受注している非正規の雇用受注の推移を確認すると、販売以外の専門職は大きく回復している。特に販売以外の専門職においてはコロナ前を上回っている状況にあり、とりわけEC事業関連人材のニーズが高まっていることが牽引している。販売職においては、コロナ禍での求人の落ち込みからの回復傾向が強く、このままの推移で増え続けると7月〜8月ごろにはコロナ前の水準に戻ると予測される。

求人数が回復するに従って、どの職種においても従来の売り手市場(≒人手不足)の状態へ急速に進んでいる。同社ではファッション・コスメ業界に特化した人材会社として、販売職や販売以外の専門職、また正社員雇用だけでなく非正規雇用や業務委託などの多岐にわたるサポートで、大きく変化している人材需要にも柔軟に対応していく。

コロナの落ち着きで人材需要が増加、採用の柔軟性が活発化

専門職においては、EC事業の拡大に伴い、WEBデザイナーやIT人材のニーズと共に、マーケティング関連の求人が増加。販売職は、売上が好調なラグジュアリーブランドを中心に新店舗オープン・リニューアルに伴う増員、客足が回復する中で採用を再開する企業が増えたことで求人が顕著に回復している。

全体としてコロナ禍において採用規模を縮小していたもののコロナの落ち着きと共に労働力の不足が深刻化し、これまで以上に採用ニーズが高まっています。それに伴って未経験やポテンシャル採用・非正規雇用や業務委託など採用の柔軟性をあげたり門戸を広げる動きが活発化している。

まとめ

ファッション・ビューティー業界におけるコロナ以前からの転職・求人の動向が明らかとなった。採用活動などの参考にして頂きたい。