【上場前後に必要性高まる経理人材活用】経理人材の採用、半数以上が「育成時間」に課題
株式会社Hajimari(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:木村 直人)が提供する成長企業とハイスキル経理財務人材のマッチングサービス「ファイナンスプロパートナーズ」は、IPO企業の経理の実態調査を実施した。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年5月31日〜同年6月1日
有効回答:直近5年以内にグロース市場にIPOした、もしくは上場準備企業(上場予定2年前以内*N-3)の経営者・人事担当者100名
IPO企業の経理人材、約3人に1人が「20人以上」と回答
「Q1.あなたのお勤め先における経理人材の人数を教えてください。」と質問したところ、「2~5人」が22.0%、「31人以上」が22.0%という回答となった。
85.0%が、経理人材の育成は大変と回答
「Q2.自社の経理人材の育成は大変だと思いますか。」と質問したところ、「非常にそう思う」が47.0%、「ややそう思う」が38.0%という回答となった。
経理人材採用における課題
「Q3.あなたのお勤め先における経理人材採用における悩み・課題を教えてください。」と質問したところ、「多忙で人材育成の時間が確保できない」が51.0%で最多となった。
83.0%が、経理における業務負担増加を実感
「Q5.あなたのお勤め先では、経理における業務負担は増えていますか。」と質問したところ、「非常に増加している」が38.0%、「やや増加している」が45.0%という回答となった。その理由としては、「事業拡大に伴いリソースが不足しているから」が66.3%で最多となっている。
繁忙期は通常時より「50時間以上」残業増加
Q5で「非常に増加している」「やや増加している」と回答した方に、「Q7.繁忙期において、通常時と比較してどの程度残業時間が増加していますか。」と質問したところ、「60~70時間未満」が16.9%、「50~60時間未満」が16.9%という回答となった。
経理人材の業務委託
「Q8.あなたのお勤め先は、経理人材の業務委託を活用していますか。」と質問したところ、「非常に活用している」が44.0%、「やや活用している」が38.0%という回答となった。
さらに、「Q9.経理人材に特化した業務委託を今後活用していきたいと思いますか。」と質問したところ、「非常にそう思う」が41.0%、「ややそう思う」が40.0%という回答となった。
まとめ
今回の調査では、事業拡大が急速に進むIPO企業において、経理人材の課題が浮き彫りとなった。IPO企業や上場準備企業にこそ、より手間を減らし繫忙期のとの差をカバーする専門性の高い経理人材に特化した業務委託は求められているサービスと言えるのではないだろうか。
株式会社Hajimari:https://www.hajimari.inc/
ファイナンスプロパートナーズ:https://fpropartners.com/lp/company